CX-8新型マツダの広さや乗り心地は?ミニバンやエクストレイルとの比較は?

マツダクロスオーバーSUVCX-8を2017年12月14日に発売スタート。CX-8はマツダで初の3列シート7人乗りが発売されます。新発売する新型クロスオーバーCX-8について、広さ乗り心地、さらにCX-5ミニバンエクストレイルとの比較についてお伝えしましょう。

目次

マツダ新型CX-8の発売について

マツダのSUV”CX-5””CX-3”は大人気で、販売台数を着実に伸ばしていますね。

このように販売が順調に進んでいる中、4月28日に突然SUV”CX-8”を販売することが公表。そしてやっと12月14日~発売開始です。

マツダの技術が詰まっている”スカイアクティブテクノロジー”とデザインは”鼓動(こどう)”を採用。

マツダの国内向けSUVでは最上位モデルとして登場しました。

これでマツダのSUVタイプは、”CX-3”、”CX-5”、3列シートの”CX-8”とラインナップが揃い、選択肢が増えましたね。

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東京モーターショーでも展示があり、東京や大阪のショウルームでも各種のイベントを打つ、力の入ったCX-8です。

新型CX-8の3列シートについて

まずは新型CX-8の最大の特徴でもある、3列シートについてご紹介します。

新型CX-8は3列シートで7名乗りも

マツダは国内向けでは”3列シート7名乗りSUV”は今回初の販売。合わせて6人乗りも発売しました。

ボディサイズは3列シートということで、CX-5と比べて355mm長くなり4900mmと、ひと回り大きくなります。
マツダで7人乗りといえば、昨年2016年3月に惜しくも販売が終了した、ミニバンのMPVを思い出す人も多いのではないでしょうか。

出典:you tube

最近はミニバンという言葉を聞くことが少なくなり、SUVの天下になっている感があります。

7名乗りが欲しいなと思っている方には、CX-8の販売は朗報ですね!

新型CX-8とCX-5、MPVの比較

新型CX-8の3列シートについて、車内空間や乗り心地をCX-5、MPVと比較してみます。

まずはボディの大きさは、5人乗りのCX-5を355mm長く、全高は40mm高くして室内空間を大きくとる設計。全幅はそのままなので、CX5を伸ばしたデザインになりますね。

< CX-8・CX-5・MPV  の外寸比較 >

外寸mm CX-8 CX-5 MPV
全長 4900 4545 4860
全幅 1840 1840 1850
全高 1730 1690 1685

ただし、単純に考えると3列目分をCX-5よりも355mm長くしたことで、座れるだけのスペースがあるのか?ととても疑問です。

やはり、実際を見ると狭いですね。長距離でオトナが乗るには窮屈だと思います。

また、ミニバンでは標準的になっている、スライド式リアドアはCX-8には搭載はありません。

3列目に乗りこむには2列目シートを前にスライドさせるかたちになり不便です。

出典:マツダWebサイト

マツダ曰く、リアドアの開き具合を80度と大きくし、また頭をくぐらせるだけで乗り降りがスムーズにできるとうたっています。

工夫はされていますがスライドドアの乗り降りと比べると、不便さは残りますね。

新型CX-8と日産エクストレイルと7人乗り対決は?

では、他のメーカーのSUVで3列シート7人乗りはというと、日産エクストレイル、トヨタランクルプラドなどがあります。
今回は話題の日産エクストレイルと比較してみます。

< CX-8とエクストレイル の外寸比較 >

外寸mm CX-8 エクス
トレイル
全長 4900 4670
全幅 1840 1820
全高 1730 1715

外形寸法だけ見るとCX-8はエクストレイルより長さが230mm、高さが15mm大きくなっていて、その分3列目の居住性がマシなのかとも思えます。

因みにエクストレイルの3列シート車の写真はご覧の通り。3列目はものすごく窮屈ですね。足元が狭すぎますので、大人は座り心地は悪そうです。

ちょっとそこまで、、くらいの短距離ならなんとか我慢できるかなという感じです。

<CX-8>

出典:マツダWebサイト

<エクストレイル>image
出典:日産Webサイト

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写真でみると、やはりサイズの数字どうりでCX-8のほうが居住性の面はよさそうです。

新型CX-8のパワートレインと燃費

新型CX-8のエンジンは?

新型CX-8は当初のCX-3と同じで”クリーンディーゼルエンジン”のみの発売でガソリンモデルはありませんでした。

CX-5に採用されている”SKYACTIVE-D2.2”の改良型が搭載されます。

出典:You Tube

今までにないほど”SKYACTIVE-D2.2”を最大に改良したとも言われているエンジン。

最高出力を129kW→140kW、最大トルクは420N・m→450N・mへと大幅にパワーアップさせました。

今回、初期のCX-3のようにディーゼルのみの発売になったのは残念です。

やっぱりガソリンモデルは必要ですよね。きっとCX-3のように後発としてガソリン車が出てくる気がします。

マツダのクリーンディーゼルとは?

マツダお得意のクリーンディーゼルのメリットは次の通り。

1.燃費がよく、ランニングコストが安い
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも少ない量で同じ距離を走れる。それだけでも燃料が少なくて、CO2の排出量を減らすことに繋がっています。そして燃料が軽油なのでそもそもが安くですね。
現在のガソリン価格はレギュラーが127円、軽油が104円という全国平均。おおよそ2割ほど軽油が安くなりますのでランニングコストは抑えられます。
2.クリーン
環境に厳しいヨーロッパでは2台に1台がディーゼルエンジン車と言われています。マツダが開発した新クリーンディーゼルは、燃料を最後まで燃焼しつくなどの工夫で有害物質を発生しにくくしています。また同じ距離を走るために使う燃料の量は、ディーゼルエンジンの方がガソリンエンジンより少なくて済みます。なので排出するCO2が少なくなるワケです。
3.静か
とかくディーゼルと言えば、うるさい、振動が激しいという問題がありました。発進時のノック振動で起きるこのような騒音や振動を減少させる技術で、エンジン音がやさしい音に変わり不快な音を抑えることができました。
4.出足の良さと走行性能アップ
ガソリンエンジンに比べてディーゼルエンジンは最も大きなトルクを発揮する回転数が低く(2,000~2,500回転)、低回転で最大トルクが得られる特性を持っています。なのでディーゼルだから走りはどうなのか?という心配はいりません。排気量4.0LのV8ガソリンエンジン並みのトルクが実現できています。

新型CX-8の燃費は?CX-5との比較は?

CX-5と同じ2.2リットルのクリーンディーゼルエンジンを搭載しながらも、ボディが大きくなる分 重量はかさみ燃費にも影響します。

CX-5はC08モード燃費 18.0km/ℓ。

新型CX-8は2WDで17.6km/ℓ、4WDは17.0km/ℓの燃費性能となりました。

私の予想では、15km/ℓ前後におさまるかと思っていましたが、大健闘ですね。

出典:You Tube

新型CX-8のデザインは?

新型CX-8とCX-5のデザイン比較

新型CX-8も鼓動デザイン”が引き継がれ、力強い骨格とつややかなフォルムでさらに磨きがかかっています。

<CX-8>

出典:マツダWebサイト

CX-8は写真をみてもやっぱり完成度が高いと感じますね。デザインに惚れ惚れします。

<CX-5>

image
出典:マツダWebサイト

上の写真はCX-5です。比べるとCX-8はリアドアからバックまで長くのびていますね。

実物はかなりの大きさ。それでもCX-5クラスなら女性の私でも運転OKでした。

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今度はCX-8にも乗ってみたいです。

デザインは、どちらのモデルもバランス良く、きれいなデザイン!

さすがマツダのデザインが冴えています。

新型CX-8の安全性能は?サポカーSは?

マツダのポリシーでもある、どのクラスにも同じ性能を、、ということで、新型CX-8も安全性能は充実しています。

自動ブレーキ搭載のサポカーSについては、サポカーSワイドに。

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では安全性能の各項目ごとのご紹介をしましょう。

新型CX-8の車線逸脱警報システムは?(全グレード標準装備)

クルマが車線を踏み越えそうな場合に、ハンドルの振動や警告音でお知らせ。

出典:マツダWebサイト

マツダの良いところは、右にはみ出そうな場合は右のスピーカーから、左は左のスピーカーからと、どちらが危ないかが直感的に分かりやすく。

他のメーカーにはない特徴でいいですね

新型CX-8のブラインド・スポット・モニタリング&リア・クロス・トラフィック・アラート

死角になる斜め横後ろや、後方からクルマが近づいてくると、サイドミラーに警告表示が点灯。

この状況でウインカーを出すと表示と警告音でお知らせしてくれます。

出典:マツダWebサイト

新型CX-8のアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(フロントガラス照射タイプ/カラー)/交通標識認識システム

私一押しの機能。フロントガラスに情報を写し出すことで目線移動がほぼなくて便利です。

交通標識までもカメラで認識し表示。

出典:マツダWebサイト

私のクルマにつけたい!と思う機能のひとつです!

カメラで認識した画像を表示する機能は、あるようで無かった発想で面白いですね。

新型CX-8の【先進ライト】アダプティブ・LED・ヘッドライト(全グレード標準装備)

いつでも昼間のような明るさで運転できるように、左右の12個のLEDで明るさを自動調整。

出典:マツダWebサイト

新型CX-8の 【先進ライト】ハイ・ビーム・コントロールシステム(全グレード標準装備)

対向車、前を走るクルマが居なければ上向きに、いる場合は下向きにライトを調整することで夜の運転をラクに。

出典:マツダWebサイト

新型CX-8のアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(全グレード標準装備)

前のクルマやヒトを検知して、ぶつかりそうになるとブレーキを自動コントロール。

出典:You Tube

前のクルマなどにぶつかるのを避けてくれる機能です。

新型CX-8のAT誤発進抑制制御[前進時](全グレード標準装備)

カメラや超音波センサーで前にある障害物を検知。誤発進などを抑えてくれます。

出典:マツダWebサイト

新型CX-8のマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール[全車速追従機能付]

前を走るクルマとの車間距離をコントロールし、設定した車間距離を保つ機能。

0km/hから高速域までに対応しているところはマツダならではです。

〔定速走行〕

〔追随走行〕

〔停止保持〕

出典:マツダWebサイト

新型CX-8のレーンキープ・アシスト・システム

車線のはみ出しを防ぐハンドル操作を。素早くする、またはゆるかやにカーブなどに沿って行うなど選ぶことも。

出典:マツダWebサイト

この機能もマツダならではですね。

新型CX-8の価格は?

新型CX-8の価格は、2WD で320万円~395万円から、4WDは343万円~419万円になります。

因みに日産エクストレイルの3列シート2WDガソリンタイプで248万円~、ハイブリッドタイプは残念ながら3列シートは販売がありません。

先に触れているように、日産エクストレイルの価格に魅力はありますが、3列目の居住性を重視するならまたCX-8の方がまだマシなのかと思います。

新型CX-8の値引き交渉術と購入するときの注意ポイントは?

新車の値引き交渉をするときの注意点です。愛車の下取り価格と新車購入は別交渉をすることをおススメします!

それはディーラーが付ける下取り価格は低い!からです。これは私の実体験から言えることです

ちょっとでも下取り価格をあげたいと思う方は、WEBの一括査定がカンタン!

数社から見積もりが取れ、私の場合は3社にお願いしました。そして、見積もりの価格差は20万円もあったんです。驚きでした。

そして、最終的にはディーラーが出した下取り価格より10万円高い、50万円で愛車を売ることができました。すべてわたしが経験したことです!

新型CX-8と一緒に聞きたい音楽は?

ドライブには音楽がつきものですね。

春から夏にかけて私がよく聞く音楽は爽快で夏の海が想像できたり、リゾートがイメージできる曲が多くなっています。こんな音楽たちと一緒に走れたら楽しいだろうな~♪

今回のおすすめはDEPAPEPEのラハイナ!私はCDを持っていて、いまお部屋の中で流れています♬

出典:you tube DEPAPEPE 『ラハイナ』

新型CX-8のイベント

東京と大阪で発売前のイベントがあります。マツダの力の入れようが伝わりますね。

東京ミッドタウン デザインタッチ2017

マツダ CX-8 XD L Package(2WD車)の実車展示もあるようです。

東京:10月13日(金)~10月22日(日)@東京ミッドタウンキャノピー・スクエア

入場無料なので、ふらっと行くのもいいですね。

CX-8先行展示イベント

全国でプロトタイプながらも新型クロスオーバーSUV”マツダ CX-8”が期間限定ですが、全国で見れるようです。

詳しくはマツダHP↓↓
http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/event/?link_id=sbnv

CX-8に乗りこむこともできるようなので、行って確かめてみたいです!

まとめ

マツダの新型CX-8の情報をお伝えしました。

特に7人乗りを待たれていた方は、待望というところでしょう。気になるのはなんといっても3列目シートの乗り心地。実際見た感じは厳しそうですが、ぜひ実物で確認してくださいね。

安全性能も充実していますし大勢で乗る時にも安心なモデルです。

期待したいですね!

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