マツダのコンパクトカーの”デミオ”が12月7日に新発売しました。モデルチェンジした新型デミオの安全性能、燃費、価格はどうなったのか?口コミ、評価、値引きなどを含んだ最新情報について、画像を交えてお伝えします。
目次
- 1 マツダのデミオとは?
- 2 デミオ新旧の比較は?
- 3 デミオの評価と口コミは?
- 4 新型デミオとは?
- 5 新型デミオのプラットフォームフォームは?
- 6 新型デミオのパワートレインは?
- 7 新型デミオのサポカーは?
- 8 新型デミオの安全性能は?
- 8.1 アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート<追加機能>
- 8.2 AT誤発進抑制制御[前進、後退時]<後退時は追加機能>
- 8.3 スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]<追加機能>
- 8.4 車線逸脱警報システム(LDWS)<追加機能>
- 8.5 ハイビーム・コントロール・システム<追加機能>
- 8.6 アダプティブ・LED・ヘッドライト
- 8.7 ブラインド・スポット・モニタリング
- 8.8 リア・クロス・トラフィック・アラート
- 8.9 リアパーキングセンサー(センター/コーナー)<追加機能>
- 8.10 交通標識認識システム【13C、15MB、13S、XD、13S/XD回転シート以外】<追加機能>
- 8.11 ドライバー・アテンション・アラート【13C、15MB、13S、XD、13S/XD回転シート以外】<追加機能>
- 9 新型デミオのインテリア(内装)は?新しい色は?
- 10 新型デミオのデザインは?アクセラやCX-3との比較
- 11 新型デミオの値引きは?
- 12 デミオの中古車について
- 13 デミオの中古車選びのポイントは?
- 14 新型デミオのまとめ
マツダのデミオとは?
デミオはマツダが1996年から販売しているコンパクトカー。
3代目までは各メーカーと同じ路線で、コストパフォーマンスが高く、居住性が確保されたモデルでした。
一変したのは4代目のデミオから。それまではお世辞にも”カッコイイ”とは言い難いデザイン。それが”魂動 -Soul of Motion”により全く違うクルマになってしまいました。
レンタカーで良く借りていた3代目までのデミオ。
今ならデミオが借りたい!と思えるほどで、スタイルの良さが目を引きます。
デミオ新旧の比較は?
2014年までのデミオと、今の4代目デミオがどんなに違うのか?
写真で確認しましょう。
私は、ディーラーに行ったときに”アクセラ”と見間違ってしまったほど・・・なんです。
〔3代目デミオ〕
〔4代目デミオ〕
出典:マツダWebサイト
4代目からのデミオはスポーテイ―さを備え、他のメーカーには無いタイプのコンパクトカーに生まれ変わりました。
多くのコンパクトカーの中で、デザイン性では間違いなく1番でしょうね。
私も好きなタイプのエクステリア(概観)です。
デミオの評価と口コミは?
それでは4代目デミオの評価はどんな感じでしょうか?WEBサイトの情報をまとめてみました。
デミオの良いところは?
・運転席の乗り心地はよい
・デザイン性、室内インテリアの上質感に大満足
・走りは安定感があり、しっかりしている
・曲がりやすいので運転が楽しい
・ディーゼルは加速力と燃費が良い
・少し硬めだが、だからこそ安定が良い走りだと思う
他メーカーのコンパクトカーに比べて評価が高いとの書き込みが多く見られました。
クルマのデザインは大事ですね。
私のように、見た目を最重要ポイントとして選ぶ人は結構多いですから。
デミオの良くないところは?
・天井が低く居住性がよくない
・ラゲッジが日常は問題ないが、旅行などの時には狭い
・収納スペースが少ない
・ディーゼルはアクセルを踏むと一瞬、間がある感じがする
実用性には欠けるところがあるようです。
エクステリアに重きを置いているので仕方ないなと思います。
新型デミオとは?
現行モデルは4代目。
4代目は2014年にフルモデルチェンジをし、今回2017年12月7日には一部を改良しました。
” CX-5”や”アテンザ””アクセラ”と同じ、「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」に加え「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用。
私が4代目のデミオをアクセラと見間違えたわけですね。デミオのデザイナー曰く、”骨格”、”質感”、”色”にこだわったとか。
今回の新型へのモデルチェンジ、最大の改良ポイントは、安全性能が充実したこと。先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の機能を追加採用しました。
では新しいデミオについて、細かい変化点を含めて項目ごとにご紹介しましょう。
新型デミオのプラットフォームフォームは?
新型デミオのプラットフォームは、コンパクトカー用につくられた新骨格。
塗装前で7%の軽量化と同時に高剛性もアップさせました。
〔SKYACTIVE-BODY〕
シャーシは”走ること+乗り心地”を重視した設計です。
〔SKYACTIVE-CHASSIS〕
出典:マツダWebサイト
新型デミオのパワートレインは?
マツダ得意のディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2種類、また駆動式はどちらも2WD、4WDを用意しています。
それぞれの特徴を数字面(スペック)と合わせてお伝えします。
新型デミオのディーゼルエンジンは?
ディーゼルエンジン”SKYACTIVE-D”は排気量1.5L。
新型デミオからターボエンジンになりました。
燃料はガソリンより2割程度安い軽油で、さらには燃費性能が最高30.0km/ℓ。ランニングコスト面からも数字以上のコストパフォーマンスになりますね。
出典:マツダWebサイト
また、クリーンディーゼルは排出するCO2は少なくなり、地球温暖化を抑えますから環境にやさしいです。
走りの特徴は上り坂などでのパワー力には自信ありってところでしょう。走行音も最近では静か。
いろんな良い点が詰まったクリーンディーゼルモデルです。
≪水冷直列4気筒DOHC16バルブ ≫
最大トルク:AT車:25.5kgf・m/1,500~2,500rpm
MT車:22.4kgf・m/1,400~3,200rpm
燃 費:22.8~30.0km/ℓ
サイズ:4,060×1,695× 1,500~1,550mm
新型デミオのガソリンエンジンは?
ガソリンエンジン”SKYACTIVE-G”は、排気量は1.5Lの1タイプ。高圧縮比でをクリアすることで、燃費性能がぐっと上がりました。
出典:マツダWebサイト
≪水冷直列4気筒DOHC16バルブ ≫
最大トルク:12.3kgf・m/4,000 rpm
燃費:20.6~24.6km/ℓ
サイズ:4,060×1,695× 1,500~1,550mm
新型デミオのサポカーは?
最近さかんにテレビコマーシャルでいわれている”サポカー”は、自動ブレーキ搭載車の愛称なんです。
デミオは、サポカーSワイドにあたります。
マツダのポリシーでどのモデル、どのグレードもすべて同じ安全性能ですから、サポカーも一緒。
**サポカー、サポカーSのくわしい解説記事**
サポカー、サポカーSとは?トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキなどの搭載一覧と保険料割引は?
新型デミオの安全性能は?
今回のモデルチェンジの肝である安全性能。
クルマだけではなく、ヒトをも検知する”i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)”を拡大。コンパクトカーでありながらさらに充実させました。
この辺り、小型車はとかくカンタンな安全性能で収めるメーカーが多い中、マツダの方針でデミオにも標準装備でしかも全グレードに!
CX-5やCX-8、アテンザと同じなんですよね~素晴らしい意気込みです。
新型マツダCX5フルモデルチェンジでクリーンディーゼルエンジン搭載で燃費は?
CX-8新型マツダの広さや乗り心地は?ミニバンやエクストレイルとの比較は?
アテンザ(マツダ)がフルモデルチェンジで新技術?新型エンジンで燃費や価格は?
各モデル、魅力がいっぱい。価格差がありますがほぼ同じ安全性能をデミオは備えることになります。いい感じですね!
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート<追加機能>
走っている時(クルマは約4~80km/h、ヒトは約10~80km/h)前にいるクルマやヒトをカメラで検知。
ぶつかりそうになると自動でブレーキをコントロールし衝突回避、また衝突被害回避をサポート。
出典:You Tube
AT誤発進抑制制御[前進、後退時]<後退時は追加機能>
前や後ろに障害物があるのにアクセルを、、
ペダルの踏み間違えなどでヒヤッとする時がありますね。こんな時、警報に合わせて急発進を抑えてくれます。
出典:マツダWebサイト
スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]<追加機能>
低速運転の時(2~8km/H以下)超音波センサーにより後ろの障害物を検知。
ぶつかりそうだとブレーキを自動コントロールし被害回避をしてくれます。
車線逸脱警報システム(LDWS)<追加機能>
走行中、カメラが車線を認識。クルマが踏み越えそうだと警告音やディスプレイでお知らせし注意を促してくれます。
出典:You Tube
ハイビーム・コントロール・システム<追加機能>
対向車や前に走るクルマが居なければライトを上向きにして視界をよく。(30km/h以上での走行時)
これは便利そうですよね。私のクルマは暗くなるとライトを自動オンが付いていて、これも便利ですよ。
アダプティブ・LED・ヘッドライト
周りの状況に合わせ、ライトを分割して自動で点灯・消灯。
対向車は眩しくないように、でも視界をよくなど走りをサポートしてくれます。
ライトを分割とは、考えたものですね。
ブラインド・スポット・モニタリング
後ろや横を走るクルマを検知し、サイドミラーに表示してお知らせしてくれます。この状況でウインカーを出すとディスプレイと警告音でお知らせ。
出典:You Tube
これってとても便利ですよね。
車線変更する時には作業として周りを確認するため、サイドミラーを見る。そうすればこの情報も一緒に目に入るワケですからね。
死角にクルマがいるときには重宝です。
リア・クロス・トラフィック・アラート
前向き駐車をしたとき、出るときには後ろが気になりますよね。
バックで下がるときに近づいてくるクルマを警告して教えてくれます。
リアパーキングセンサー(センター/コーナー)<追加機能>
リアバンパーにあるセンサ―が障害物を感知。
警告音で障害物があることを知らせてくれます。
交通標識認識システム【13C、15MB、13S、XD、13S/XD回転シート以外】<追加機能>
写真のように、交通標識をディスプレイに表示。注意喚起とともに見落としを防ぐ役割も。
出典:マツダWebサイト
ドライバー・アテンション・アラート【13C、15MB、13S、XD、13S/XD回転シート以外】<追加機能>
ドライバーの運転やクルマの動きを覚え、そのデータを元に動きの違いが大きいと検知すると休憩をおすすめしてくれます。
出典:You Tube
ちょっとこれは体験してみたいです。
新型デミオのインテリア(内装)は?新しい色は?
デミオはコンパクトカーの中で、際立って高級感のあるインテリア(内装)という評判です。
実際はどうでしょうか?
出典:マツダWebサイト
なるほど、価格の割には上質な感じがでていますね。
多くのコンパクトカーはコスト面でここまでシャレていて高級なコックピットはなかなか難しいですから。
この上質感はデミオの大きな特徴のひとつだと思います。
また、彩度を約2割アップ、深みを約5割増した”ソウルレッドクリスタルメタリック”を採用。
前のデミオと今のデミオの色比較を実物でしてみると、新しいレッドは深みがあるのがわかりました。
元々、マツダのレッドカラーはきれいで私は好きですが、落ち着いた赤は好印象です。
新型デミオの価格は?
新型デミオの価格は、ディーゼルモデルが181万円~226万円、ガソリンモデルは149万円~191万円。
ディーゼルとガソリンモデルの価格差は、30数万円ほどになります。この価格差を埋めようと思えば、走行距離相当ないとPAYできません。
毎日通勤で1時間近く乗るような場合や、仕事でずっとクルマを使う人はいいですが、私のような休日ちょい乗りの場合は、なかなかこの30万円は埋めにくいと思います。
燃料費が安いだけで飛びつかず、じっくり考えたいところですね。
新型デミオのデザインは?アクセラやCX-3との比較
先にも書きましたがデミオは前から見ると、アクセラと見間違えるほど。
横からの写真でくらべると、ようやくわかる感じですね。
出典:マツダWebサイト
私は、CX-3が元々好きなのですが、全体のイメージは似てますね。
この辺り、モデル間で違いが見られないのは良くないのかなと。特徴がないとも言えますから。
新型デミオの値引きは?
新型デミオは発売間もないことで、値引きが厳しいところがあるでしょうね。
そんな方に、ぜひおすすめしたい値引き交渉方法をお伝えします。
それは、新車購入と愛車の下取りは別に考えること!これ、とても大事なポイントです。
なぜかというと、ディーラーが出す下取り価格は安いからです。これは私の実体験から言える本当のこと。
まず、愛車の下取り価格の相場を知りたければ、WEBの一括査定が便利です。
私もこの一括査定を申し込み、3社から見積もりを出してもらいました。なんと、この3社の出した下取り価格差は20万円!!大幅に違うことがわかりました。
さらにはディーラーが出した下取り価格より10万円高い、50万円で私は愛車を売ることができました。
すべて実体験のお話しです。
〔車買取〕査定を少しでも高くするには?クルマを買うときのお得情報と無料サイトの利用方法
デミオの中古車について
まずは、中古車でデミオを乗ってみたいという方への情報です。
WEBの情報からデミオの評価を5点満点でまとめてみました。
走行性:3.8
内装・インテリア:3.6
居住性・広さ:3.3
積載性:3.0
運転しやすさ:3.9
維持費:4.0
なかなかの高得点ですね。デザインに4.1点がついているところは注目です。
中古車の平均販売価格は80万円。新車の半分ほどというところですから求めやすいですね。
デミオの中古車選びのポイントは?
中古車選びは、次のポイントを押さえてくださいね。
2.走行距離
3.オーナー数
4.修復歴
最後の修復歴はクルマの骨格部分を修復した履歴のみです。よってぶつけてドアを交換、板金したなどはカウントされません。
また、中古車でも試乗OKの場合があります。気になるクルマは是非、実物確認と試乗をおススメします。
乗ってみたフィーリングは大事ですからね。どうぞ良いクルマと出会えますように!
新型デミオのまとめ
新型デミオについてお伝えしました。
安全装備の充実ぶりは目を見張るものがありますね。ぶつからないための機能が満載です。
マツダのクルマはデザインが好きで注目していましたが、ここにきて機能面も気になってきました。一度試乗して、運転のフィールとかも試してみるのもあり!?
マツダは今まで以上に目が離せないメーカーになりました!