ミライース2017フルモデルチェンジで燃費や価格は?安全性能や評判は?

ダイハツミライースは2017年5月、フルモデルチェンジして販売が開始されました。新型ミライースはダイハツ独自のエコ技術を結集させ、燃費性能がよく低価格なのが人気の車種です。安全性能のスマアシⅢを搭載し、自慢のイーステクノロジーで燃費はどこまで延びたのか?新型ミライースについてお伝えしましょう。

ミライースとは?

ダイハツのミラ イースはミラをベースに”第3のエコカー”として2011年に販売が始まりました。

クルマの構造やエンジンなどを徹底的に見直して、従来比40%カットの燃費性能を持つ画期的な軽自動車です。

それでいて求めやすい価格設定が、さらに魅力をましていますね。

燃費が良くて価格もお財布にやさしい、、、理想的なクルマです。

ミライースの評判、口コミは?

ミラ イースの評判を、いろんなWEBで確認してみました。次はそれらをまとめた点数です。

総合評価:3.9
デザイン:3.4
走行性:3.6
居住性・広さ:3.2
積載性:2.9
運転しやすさ:4.3
維持費:3.7

総合評価の3.9は私の予想より低かったです。

モノを積んだりするのが評価が悪いようですね。

新型ミライースとは?

それでは新型ミラ イースをご紹介していきましょう。新型ミラ イースは、燃費、安全性能、デザイン、価格などはどのように進化したでしょうか?

新型ミラ イースのボデイは?

燃費に大きな影響を及ぼす重さを、樹脂外板を使う部分を大幅に増やすことで、軽くしました。なんとミラに比べて最大100kgも軽いんですよ。素晴らしいですね。

出典:ダイハツWebサイト

また、ボディ形状も工夫がなされています。
例えばバンパーの角は空気の流れが良くなるように改良など、徹底的な取り組みで空気抵抗の少ないデザインに仕上げているのです。

出典:ダイハツWebサイト

新型ミライースはハイブリッド採用か?

新型ミライースはハイブリッド採用か?と噂されていましたが、価格アップにつながるのでハイブリッドや電気自動車の新モデル投入はありません。

元々ダイハツは、他のメーカーがしているバッテリーやモーターを加える!という技術ではなく、減らすことに注力をして燃費性能を上げてきました。

このダイハツの”イーステクノロジー”はエコのダイエット技術というところでしょうか。

素晴らしい着眼点ですね。

新型ミライースのアイドリングストップは?

”イーステクノロジー”のエコ技術はこれだけにとどまりません。よく聞く”アイドリングストップ”もダイハツ特有のシステムを採用。さらに燃費向上にひと役かっています。

新型ミラ イースも引きつづき”新エコアイドル”を採用。

通常アイドリングストップはクルマが停まるとエンジンも止まるという仕組み。 ”イーステクノロジー”は停まる前から早めにエンジンを止めるという発想で燃費性能アップに一役買っています
11km/h以下になったら止まるしくみは、他社のアイドリングストップよりも約10%ほど燃費効率が上がるようですよ。
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出典:ダイハツWebサイト

この”新エコアイドル”は、渋滞時や、駐車のために低速で動いているときには作動しません。安心して使えそうですね。
実際に使っている人の声は、”早くエンジンが停まるので、信号の変わり目でもたつく”、”エンジンが早めに停まることで燃費がいいなぁと実感できる”などいろいろな意見があるようです。
慣れるまで少しあれ?と思うこともあるでしょうが、燃費よく走れるのはうれしいですよね。

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出典:ダイハツWebサイト

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新型ミラ イースのLEDランプ

小さなことですがランプ類をLEDに変えることで、消費電力を少なくする努力もおしんでいません。
LEDランプはコストはかかりますがランプとしての持ちは良く、消費電力を低く抑えれるのは一石二鳥ですね。

新型ミラ イースも先代と同じLEDランプ採用で燃費性能に貢献しています。

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出典:ダイハツWebサイト

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新型ミラ イースの燃費は?

イーステクノロジーによっての大きな改良、新しいアイドリングストップの”新エコアイドル、幅広く小さなことの積み上げは、燃費向上につながっています。

先代モデルは燃費向上率は従来比のなんと40%。燃費性能はJC08モードで35.2km/ℓと画期的に改善されたした。

それでは、新型ミラ イースの燃費性能はどうでしょうか?

残念ながら、先代と同じ35.2km/ℓにとどまりました。

それでもハイブリッドを採用するわけでもなく、35km/ℓ越えの燃費は立派ですね。

ただし、ライバル車のスズキ”アルト”はエネチャージ搭載で燃費37.0km/ℓと、溝をあけられている状況。

今後に期待したいですね。

新型ミラ イースの価格は?

新型ミラ イースの特徴のひとつといってもいいのが、低価格設定ですね

最近の軽自動車は燃費向上のためにハイブリッド化することでバッテリー、モーターを追加。また安全性能の充実も各社が競争するようになってきています。それはそれでとてもよいコトですが、どうしても価格に跳ね返ってくるのが残念。

例えば最大のライバル、

・スズキアルト:約85万円~
・ホンダのワゴンR:約108万円~
・同じダイハツのタント:122万円~

という価格になっています。

ところが先代のミラ イースに至っては、驚異の約77万円からの価格設定。

新型は新しく安全性能スマアシⅢの採用があり、先代モデルよりも7万円UPの84万円~の価格となりました。それでも立派な求めやすい価格のモデルですよね。

この価格設定は、いろんな機能は無くてシンプルでよい!という方にお勧めですよね。

私はこの路線を続けてほしいと思っていたので良かった、、、ほっとしました。

新型ミラ イースの安全性能は?

新型ミラ イースと先代モデルの安全性能の比較

先代モデルのミラ イースの安全性能は次の3つ。
1.低速衝突回避支援ブレーキ
2.誤発進抑制制御機能(前方)
3.先行車お知らせ機能

ダイハツの安全性能のランクでは1番簡易なものでした。

新型ミラ イースについては、上記の3つをパワーアップさせたものを含んだ”スマートアシストⅢ”を採用!充実した安全性能となりました。

新型ミラ イースに搭載の安全性能”スマアシⅢ”について

◆衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能(車両、歩行者)

スマートアシスト、略してスマアシは、ステレオカメラでクルマ、ヒトの両方に対応している衝突回避支援能です。

新型ミラ イースは 前に走るクルマや人を検知し、ぶつかると判断したら警告音とディスプレイ表示でお知らせ。それでも危険がある場合は、ブレーキをかけて対応してくれます。

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出典:ダイハツWebサイト

出典:You Tube

◆車線逸脱警報機能

車線を認識してクルマがはみだそうになるとドライバーにお知らせ。ステレオカメラでアシストしてくれます。

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出典:ダイハツWebサイト

◆誤発進抑制制御機能(前・うしろ)

前はステレオカメラで、うしろはソナーセンサーにより、壁や障害物を検知し急発進を抑えてくれます。
最近、ブレーキとアクセルの踏み間違いの事故をニュースでよく聞くようになりました。
私のクルマにはこういう機能がついていないので、注意を怠らないようにしなくては・・と思います。

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出典:ダイハツWebサイト

◆先行車発進お知らせ機能

ブレーキペダルを踏んでいるときに、前のクルマが発進したのを気づかずにいると、音とディスプレイ表示でお知らせ。
うっかりしていて前のクルマが発進したのを気づかない時に、”気づくをアシスト”。

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出典:ダイハツWebサイト

◆オートハイビーム

ハイビームとロービームを前の明るさで判断し、自動切換えしてくれます。
夜道の運転をアシストしてくれる機能です。

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出典:ダイハツWebサイト

以上が、”スマアシⅢ”ことスマートアシストⅢの機能です。
軽自動車では2016年11月に新型タントに初採用したばかり。新型ミラ イースは2車種目ということで、早くも搭載となりそうです。

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出典:you tube

新型ミラ イースはコーナーセンサーを採用

先代のミラ イースは、死角になるところに障害物があれば警告音でお知らせしてくれる機能があり便利でした。

新型ミラ イースにもパワーアップしてコーナーセンサーは採用です。
4隅についているセンサーで、車庫入れやバック走行が怖くない・・・うれしい機能ですね。

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出典:ダイハツWebサイト

新型ミラ イースの乗り心地や選ぶポイントは?

現行のミラ イースの乗り心地は、ユーザーの声として、”長時間の運転は疲れる””エンジン音などのノイズが大きくてうるさい””硬い感じがする”などが聞かれます。

新型ミラ イースはこの辺り、大きな変更・改良はない予定。様々な軽量化に注力したクルマなので、乗り心地の重要度は低いと思います。

”燃費よく低価格な車種としては許される範囲”というユーザーの意見も、なるほど納得できるところです。

新型ミラ イースを選ぶポイントは、”低価格・燃費重視”です。これらの特徴を知ったうえで、ミラ イースが魅力的と思う人はぜひ検討してほしいですね。

まとめ

新型ミラ イースの情報をお伝えしました。
今回の新型では燃費の飛躍的な延びはなく、現状維持となりました。

ライバルのアルト37.0km/ℓの燃費差は残念ながら詰め切れず、次のモデルの展開に期待したいですね。

一方、安全性能はダイハツ車として1番充実した”スマアシⅢ”を搭載予定。アルトとの差別化はこの点ででてくると思います。

アルトの燃費、新型ミラ イースの安全性能、どちらを重要視するかをよく考えて検討していきたいですね。

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