新型スープラ〔トヨタ&BMW〕モデルチェンジで復活!価格、発売日や中古車情報は?

トヨタスープラBMWとの共同開発復活が決定したようです。新型スープラはトヨタ86上位モデルとしてどんなフルモデルチェンジをするのでしょうか?トヨタのコンセプトカーFT-1がベースになり、エンジンやプラットフォーム価格は?今入っているスポーツカー の新型スープラの最新情報をお伝えしましょう。

〔トヨタ〕スープラとは?

スープラは1978年に発売を開始し、2002年まで販売していたトヨタのスポーツモデル。

発売当時は”セリカ××(セリカダブルエックス)”と呼ばれ、”スープラ”の名称は海外仕様モデルに使われていました。

国内初の”スープラ”は1986年発売の3代目からとなります。

人気のピークは4代目で、新車の購入価格は200万円後半~400万円ほど。高いボデイ剛性、ハイパワーエンジンのスープラは、チューニングベースモデルとして、当時はかなり高価なクルマでした。

2002年、日本経済も傾き始め、また排ガス規制により生産完了。今トヨタのスポーツカーといえば、86だけとなり寂しい限りです。

〔トヨタ〕スープラの口コミ、評判は?

スープラは生産が終わってから15年になりますが、中古車市場にはまだまだ存在している人気モデルです。オーナーさんの評判はどんな感じでしょうか?

〔トヨタ〕スープラの良い点は?

・トラブルが少ないので助かる さすがトヨタのクルマだ
・自然吸気だが、一般車とのスタート時の加速比較は負けない速さを持っている
・エンジンが丈夫で頼もしい
・運転はエンジン音を肌で感じることができてウキウキする
・長く乗っても飽きない素晴らしいクルマ
・デザインが惚れ惚れするほどカッコいい
・高速走行での安定感は抜群
・ボディ剛性が高い
・車内が狭いがそれもコックピット感があってよい
・コーナーでのきびきび感はすごい
・ドリフトがしやすくて面白い

デザインのカッコよさ、走りの素晴らしさが人気ですね。予想どうりです!

〔トヨタ〕スープラの良くない点は?

・無駄に大きなボディは視界が悪く、乗り始めは車幅感覚がとりずらかった
・内装が古臭く質感がない
・シートも座り心地が良くない
・車体が重いので低速域での伸びがない
・全体的に運転し辛い
・トランクがとても狭い
・実質燃費が4km/ℓとかなり悪い
・小回りがきかないのでターンはつらい
・リアシートのある意味が分からない(狭ま過ぎる)
・後方の視界が悪い
・維持費がかかる

他メーカーのクーペと比べて荷物を積める容量が少ない、運転がしにくい、維持費がかさむところが不評です。

スポーツタイプなので荷物を多く乗せれないことはわかっていたが、ここまでトランクが狭いとは、、、というコメントもあります。

購入前はやっぱり実物でしっかりチェックしなくてはいけませんね。

新型スープラとは?

新型スープラについて、最新情報を項目ごとにお伝えしていきましょう。

新型スープラのベースモデル「FT-1」は?

新型スープラのフルモデルチェンジのデザインベースになるのは、2014年のデトロイトモーターショーにて公開したコンセプトカー「FT-1」になりそうです。

<トヨタ FT1>

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出典:トヨタWEBサイト

<ランボルギーニ>

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出典:ランボルギーニWebサイト

なんとカッコイイんでしょうか!新型スープラがこの写真の通りであれば、あのランボルギーニにちょっと似てませんかね?

トップからリアへの傾斜角度、サイドの切れ込みのようなデザインあたりとか(笑)

そして、次はFT1のコックピット。ハンドルがまた粋な色使いですね。

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出典:トヨタWEBサイト

手元でいろんな操作ができるように、ボタンが配置されているようです。

新型スープラのパワートレインは?

新型スープラのエンジンは、共同開発のBMWの2.0Lの4気筒と3.0Lの6気筒の2つを使うようです。

スープラは初代の登場から2002年の生産完了まで、一貫して直列6気筒を販売していた経緯から、3.0Lの直接6気筒は外せないエンジンでしょう。

2.0L 直列4気筒DOHCターボエンジン

最高出力:240ps/4450rpm
最大トルク:35kgm/5000rpm
駆動式:FR
トランスミッション:8速AT
燃費:14.8km/ℓ

3.0L 直列6気筒DOHCターボエンジン

最高出力:320ps/5450rpm
最大トルク:40kgm/5400rpm
駆動式:FR
トランスミッション:8速AT
燃費:12.8km/ℓ

新型スープラのMT設定は?

新型スープラの2L、3Lともにトランスミッションは8速のAT。予想の中にはマニュアルは含まれていません。

ただ、私としてはせっかくのFR、スポーツカーとなれば、マニュアル車はぜひとも発売してほしいと思います。期待を込めてMTも販売と予測します。

新型スープラのサイズは?

新型スープラのボデイサイズ予想は次のようになります。

全長:4380mm
全幅:1860mm
全高:1290mm

最終モデルより全長が約250mm短くなり、トレッド幅(左と右のタイヤ接地面の中心から中心の距離)を広い設定にするようです。これにより、カーブを曲がる時の重さ移動が小さくなるので、カーブでの加速がしやすくなります。またハンドルさばきが直接的にドライバーに伝わり運転が面白くなりそう。

カーブが速度を落とさず曲がれるのは運転してて気持ちいいですよね。スポーツタイプの楽しいところです!

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この映像は新型スープラのテスト走行の模様。こんな走りになるんでしょうかね?

出典:You Tube

新型スープラはハイブリッド搭載で燃費アップか?

軽量化による燃費性能アップだけでなく、ハイブリッドシステムを搭載することも考えているようです。

ただし、新型発売して1年後などのタイミングになるという予想が大方です。

しばらく待つことになるでしょう。

新型スープラのプラットフォームと車の重さは?

新型スープラのプラットフォームはエンジンに続いてBMWが担当予定。次世代共通のモノを開発したような声も聞こえてきます。

今、日本は軽量化をめざすのが主流。このため、シャーシフレームはアルミ素材を、ベースはカーボン素材を多く使っているとか。

丈夫さは変えずに素材変更で車重を軽くし、燃費性能の改善を目指しているようです。1400kg以下を目標で期待値とすれば1400kgを切る1390kgです。

新型スープラは4人乗り?

スポーツモデルとなると2シーターで2列目の設定がない場合もありますが、新型スープラは4人乗りでリアシートもあるようです。ただし、リアは人が乗るというよりもっぱら荷物を置くことになりそう。この辺りは現行86にも見られる傾向ですね。

結局2列目にはほぼ人が乗らないという想定なら、いっそのこと2シーターにする方が重量を軽くできるのでは?と思います。荷物を置くならシートのスペースをラゲッジに回す方が効率的ですね。

出典:You Tube

新型スープラにオープンモデルも追加か?

新型スープラにオープンモデルも追加されるかも?とう情報も流れています。

その発端は、2013年ジュネーブモーターショーでお披露目された”FT-86 Open concept”。

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出典:トヨタWebサイト

将来のスポーツモデルとして出展されたようで、今年でもう4年になります。そろそろ日の目を見ても、、、と思いますよね。

こんなカッコよくて、上品なスポーツカーが発売されればうれしい!スープラの購入層なら若干の価格アップなら検討してくれないかな?

しかしながらBMWとのすみ分けで、トヨタ新型スープラには残念ながら設定はされないようです。

また、スープラの弟分、新型トヨタ86にも派生型として”FT-86 Open concept”をベースに販売が検討されているようですが、こちらもすぐの発売は見送るとのことです。

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出典:You Tube

新スポーツブランド”GR”と新型スープラとの関係は?

トヨタは以前からスポーツモデルとして、”GRMN”と”G’s(ジーズ)”というブランドを持っていました。

このたび、そのスポーツモデルを一新し、”GR”として再デビューすることを、2017年9月19日に正式発表。

これは各車種に”GR”というスポーツカテゴリーを追加設定する!ということです。

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出典:トヨタWebサイト

内容は4段階。アフターパーツの”GRパーツ”から始まり、エントリー版の”GRスポーツ、本格派の”GR”、そして限定モデルとして憧れ的な存在になるだろう”GRMN”。

新型スープラであれば本格モデルとして”GR”を設定しても面白いですよね。

新型スープラGRが発売されれば、トヨタの最強スポーツカーになり注目度も高くなります。

トヨタは若者のクルマ離れを何とか食い止める意味を込めて、そしてドライバーである豊田社長のロマンが後押しして、スポーツモデルの充実を決意したようですね。日産もあのシルビアを復活させるようですし!

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日産シルビアと言えば2002年まで販売していた人気のスポーツカー。バブル時代に流行ったクルマで多くの若者が乗っていましたね。ファンが待ち望む...

なかなか台数が出ないし利益が上がりにくいスポーツモデル。

スープラを復活!また86を新型にと、トヨタは自動車業界全体が活気づくことに期待していると思います。

クルマファンはスポーツモデルにしばらく釘付けですね。

新型スープラの価格と発売日は?

新型スープラはBMWとの共同開発。BMW側はZ4の新型としてZ5を発売するようです。Z4の2.0Lが520万円ほどですから、目安としては新型スープラは2.0Lの直列4気筒が500万円くらいからスタート、ハイパワーモデルの3.0L直列6気筒は600万円からになりそうです。

そして待ち遠しい発売日。今、アメリカに続いてヨーロッパでも”スープラ”の商標登録が進んでいます。

お披露目が早くて2017年10月末からの東京モーターショー。

販売は2018年以降に。スープラを待ち遠しく思っている人たちは、ワクワクの時間が続いて楽しいですね。

出典:You Tube

トヨタスープラの中古車情報は?

スープラの中古車選びは?

トヨタスープラは2002年に生産完了モデルとなので、結構な時間が経っています。

でも中古車市場では流通はまだあり、平均169万円で購入ができますよ。気になる方はWEBチェックすることをおススメします。

また、見るポイントは評価意外に1.年式、2.オーナー数、3.走行距離、4.修理・修復歴 が主なところです。4番目の修理・修復歴は大掛かりなモノ、例えばエンジンや骨格部分に関わる場合のみカウントするようです。気になるところですから問い合わせするといいでしょう。

さらに、スープラであれば自分好みの走りにチューニングしていることも多いでしょうし、パーツも多くついているかも。そして峠越えなどをして走りに走っていることも大いに考えられますから、ダメージについても要チェックです。

WEBで予算や好みにあるクルマがあれば、実物での確認を是非しましょうね。

スープラを中古車で買うときの総合的評価は?

次のポイントは、いろんなサイトを見てのスープラの総合的な評価です。

総合評価:3.9
デザイン:4.4
走行性:4.3
居住性・広さ:3.0
積載性:2.6
運転しやすさ:2.6
維持費:3.6

総合評価が4を切っているのは、どうも積載性と運転のしやすさが足を引っ張っているようですね。

女性オーナーも結構いるようで、女子的には積載力は確認ポイントです。走るだけに乗るクルマと割り切れるならいいのですが、多くの場合はお買い物やレジャーにも使います。

また、男性が買うときの奥さんを説得するキーワードは、”お米10KG、トイレットペーパー12ロールとプラスα、その他のお買い物も十分積める大きさ”みたいですよ(笑)。

一気に夢から覚めるような言葉ですが、実際買うとなると切実だと思います。

自分一人の趣味だけのクルマならともかく、家族で乗ることが想定されるならちょっと使えるトークかもしれません!ご参考まで。

新型トヨタスープラのまとめ

新型トヨタスープラについてご紹介しました。

トヨタ初のBMWとの共同開発、特にエンジンやプラットフォームがBMW開発という点がいい意味で気になります。楽しみなモデルですね。

また、スポーツモデルの”GR”を発表することでスープラや86の注目度もあがりますし、”GR”の発表タイミングは考えられた作戦だと思います。

さらに全国展開される”GR Garage”では、新型スープラも追加の可能性があるGRスポーツシリーズやカスタマイズパーツの展示、また試乗もできます。ぜひとも足を運んでいろいろと見て試してと体験したいところです。

新型スープラ、東京モーターショーでまたひとつ見逃せないクルマが増えました。トヨタとしてのスポーツブランドとしても大いに期待したいモデルですね!

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