新型スバルXVは2016年秋にモデルチェンジした5代目のインプレッサをベースにし、フルモデルチェンジで2017年5月24日から発売。「スバル グローバル プラットフォーム(SGP)」の採用と、アイサイトver.3が全グレードに、またX-MODEも搭載。クロスオーバーSUVの新型スバルXVはどんな仕上がりになっているかご紹介しましょう。
スバル XVとは?
スバルの人気モデルインプレッサの派生車として発売になったXV。クロスオーバーSUVで、フォレスターよりコンパクトになっています。
2010年~発売の初代モデルはインプレッサXVというネーミングで、エンジンは1.5Lと2.0Lの水平対向4気筒。
2012年~の2代目はインプレッサを外し、XVに。デザインも初代とは違ってカッコよくSUVらしさが出ましたね。エンジンは2.0L 水平対向4気筒と、2.0L ”エンジン+モーター”の組み合のハイブリッドモデルが新たに登場。
ライバルに当たるマツダのCX-3、トヨタのC-HR、日産のジュークにデザインは引けを取らないのですが、XVは人気が無いようですね。
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私はデザインは好きなタイプなので、頑張ってほしいと思っています。
新型スバル XVとは?
新型スバル XVは新型プラットフォームを採用
新型スバルには、2016年10月に発売したインプレッサに採用したスバル グローバル プラットフォーム(SGP)を。
スバルが2014年の中期ビジョンで掲げた“スバルブランドを磨く6つの取り組み”として開発を進めています。
また「2025年を見据えたプラットフォーム」として注目。近い将来の自動運転化にも対応ができる、全車種を統一したプラットフォームに!が目標のようです。
2025年ごろには自動運転車”レベル3”と”レベル4″の普及が始まっていると予想されるタイミング。これに合わせているワケですね。
”レベル4” →完全自動運転で、加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しないというもの。
安心と愉しさを追求するために、自動運転時代に向けて基本性能を底上げし、まっすぐ走れて振動や騒音がない快適な乗り心地→”質の高い走り”をスバル グローバル プラットフォーム(SGP)は目指しています。
出典:you tube
スバル グローバル プラットフォーム(SGP)の安心で快適な走り
スバル グローバル プラットフォーム(SGP)はどんな道、どんな環境でも安心で快適な走りを提供することを目指しています。
安定したハンドリングと静かで振動が少ないことも特長。
同乗者の酔いや疲れが少なくなり安心して乗っていれるし、なによりドライバーが車と一体となり愉しく運転できることがうれしいですね。
出典:スバルWebサイト
これがスバルの”乗る人すべてに最高の安心と愉しさを”ということだと思います。
スバルXVは世界トップレベルの”総合安全性能”
新型スバルに採用された”スバル グローバル プラットフォーム(SGP)”は、安心で快適な走りに加え、「総合安全性能」を大きくレベルアップ。
危険回避性能で走行は安全に
高剛性化と低重心化で、不意に訪れる危険やとっさのブレーキングに素早く反応する性能で高い危険回避性能を発揮。
出典:スバルWebサイト
衝突安全性能
スバル グローバル プラットフォーム(SGP)の採用により、以前のプラットフォームに比べ70%以上剛性が上がり、車体のねじり剛性も現行比70%アップ。
また、フレームワークの最適化で衝突エネルギー吸収率が先代に比べて40%アップしました。
出典:スバルWebサイト
出典:スバルWebサイト
新型プラットフォームでは、NASVA(自動車事故対策機構)の自動車アセスメントで過去最高得点の総合評価199.7点を獲得する快挙を達成。
「衝突安全性能評価大賞」の受賞で世界トップレベルの衝突安全性能に大きく近づいています。
アイサイトは全グレードに標準装備
スバルの安全性能ではアイサイトが有名。
予防安全として今回の新型XVにはアイサイトver.4の搭載がうわさされていましたが、今回はアイサイトver.3の採用にとどまりました。
アイサイトVer.3のステレオカメラでは車や歩行者、自転車、白線やガードレールまでの距離や形まで認識。
カメラの視野角と視認距離を約40%拡大とともに画像はカラー。
カラーになるとブレーキランプの赤色がはっきりと確認できますので、見やすくなっていいですね。
出典:スバルWebサイト
カメラからの情報と自車の走っている状況を元に、エンジン、トランスミッション、メーター、ステアリングなどをコンピューター制御して、適切かつ迅速な運転支援をしてくれるワケですね。
またディスプレイにも警告表示はなされ、走行状態を含めて確認もできるようになりましたた。いたれりつくせりの機能です。
スバルアイサイトのプリクラッシュブレーキで衝突の回避
プリクラッシュブレーキは危険を予測し衝突を避ける機能。前方についているステレオカメラで監視。自動ブレーキによる衝突回避を目指し、衝突の危険がある時にはドライバーに知らせて、自動的に減速もしくは停止。
ステレオカメラによる広い視野角と認識距離の拡大で、歩行者や自転車を早いタイミングで認識できるようにもなりました。
出典:スバルWebサイト
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クルーズコントロール/追従機能付きで運転支援
安全に前方のクルマを追走する機能。
クルーズコントロールをセットし、高速道路など広い車速域(0Km/h~100Km/h)で前を走る車に追従走行。例えば渋滞の時は先行車を検知すると減速し、一定の車間距離を保って走ることができる。車の認知性能アップでスムーズで自然な減速・加速が実現することでドライバーの疲れも軽減できます。
長時間運転には本当に便利な機能ですね。また渋滞の時はブレーキ→アクセル→ブレーキという単純な作業に繰り返しになり、そういう時に事故になってしまうことも。こういううっかりのミスをクルーズコントロールで回避できるのはうれしいです。
アクティブレーンキープで安全運転支援
アクティブレーンキープは車線内の真ん中付近の走行を維持したり、車線から逸脱しそうになるとそれを防いでアシスト。”はみださない技術”と呼ばれている。
これはステレオカメラで走行車線の両側の区画線を見ているからできる技ですね。
出典:スバルWebサイト
AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御
前にある障害物を検知したり、Rレンジの時に急にアクセルを踏むとシステムが誤発信と判断。警告音と警告表示でお知らせしぶつからないようにエンジンの出力が抑えられ発進や後退を緩やかに。
出典:スバルWebサイト
とっさの判断ミスや歳を重ねた人の思い違いなどで、建物に激突したり立体駐車場から落ちてしまったりと悲しい事故を防ぐことができる機能ですね。
アイサイトの警報&お知らせ機能
アイサイトが車両のふらつきや車線逸脱を検知して、ドライバーにお知らせ。回避するように伝えてくれます。
また信号待ちなどで、前のクルマが発進したのが気付かなくて、、、という場合もお知らせしてくれる機能です。
出典:You Tube
新型スバル「X-MODE」搭載の足回りは
新型スバルのシンメトリカルAWD
新型スバルXVは水平対向エンジンBOXERと左右対称(SYMMETRY)のパワートレーンを一直線上に配置したことで、4つの車輪へしっかりと荷重がかかり重量バランスの良さでエンジンの力が無駄なく伝わります。
これにより振動が少なく安定した走りが出来るようになったワケですね。
スバル独自の4輪駆動システム”シンメトリカルAWD”の採用で、雨に濡れた道や凍った道、舗装されていない道など様々な路面を安定して走ることができるように。
出典:スバルWebサイト
新型スバルXVのX-MODEについて
新型スバルXVにはヒルディセントコントロールの付いた「X-MODE」を搭載。
荒れた道、雪道や山道などの滑りやすい路面で例えばタイヤが空転しても、ブレーキや駆動力を瞬時に制御。
滑りやすい路面の下り坂では、あらかじめヒルディセントコントロールのスイッチを入れておくと、急に速度が速くなった時に一定速度を保って下ってくれる。
私の少ない経験談。街を出る坂道が積雪とともに凍結することが。
慣れていないドライバーが多くてブレーキを踏んでタイヤがロック。
悲しいことに勝手にすべり落ちて前の車にぶつかる。。。
こういうのも防げるのでしょう。 雪国にお住いの方達には大いに役立つ、いや必須の機能なのでしょうね。
出典:スバルWebサイト
新型スバルXVの燃費と価格
燃費と価格
新型スバルXVのグレードは4つですべてAWD(常時前輪駆動)。
●1.6i-L Eye Sight 2,246,400円 燃費 JC08モード16.2km/ℓ
●2.0i-L Eye Sight 2,484,000円 燃費 JC08モード16.4km/ℓ
●2.0i-S Eye Sight 2,678,400円 燃費 JC08モード16.0km/ℓ
(すべて税込価格)
燃費についてはグレードにあまり差はないようです。昨年秋にモデルチェンジしたインプレッサがベースになっていますが、インプレッサよりも重たくなるので1.6ℓは少しパワー不足になるかもしれませんね。
今日は新型スバル XVの発表会です。1.6Lなら税込213万8,400円から。税抜なら200万円切ります。もちろん全車四輪駆動でEye Sight付き。 pic.twitter.com/fgymcLensK
— Autoblog日本版 (@autoblogjapan) April 6, 2017
新型XVのサイズと色展開
新型スバルXVは先代に比べて全長は15mm、全幅25mm大きく、全高は立体駐車場にも駐車できる1,550mm以下を引き続き保っている。ここはうれしいポイント。
参考に新型インプレッサのサイズと比較してみるとこんな感じ。
全長 4,465mm 全幅 1,800mm 全高 1,550mm
●新型インプレッサ
全長 4,460mm 全幅 1,775mm 全高 1,480mm
出典:スバルWebサイト
色は豊富で9色展開です。
・アイスシルバー・メタリック
・ダークグレーメ・タリック
・クリスタルブラック・シリカ
・ピュアレッド
・ダークブルー・パール
・クォーツブルー・パール
・サンシャインオレンジ
・クールグレーカーキ
【ニュースリリース】
XVのセダン、スバルXV G4の発売が決定しました。1.6Lと2.0Lの2種、全4グレードで、1.6Lには2WDもご用意いたしました。 pic.twitter.com/UVsavYn0L6— SUBARUbot@ (@SUBARU_bot_jb23) March 31, 2017
私の好みはアイスシルバー・メタリック。シルバーと言いながらも青みがかっているのがいいですね。光が当たると反射してきれいにも見えそう。白っぽいので事故率が低く、また傷も見えにくい。オシャレで一番気になる色です。
新型XVのインテリア
インテリアはオレンジのステッチがアクセントになっていて、スバルならではの価格以上の高級感あふれる車内です。
出典:you tube
出典:スバルWebサイト
新型XVをお得に買うポイントは?
新型XVは発売当初からかなりの人気。新しいモデルはとかく値引きも厳しめですね。
ここで新車の値引き交渉をするときのポイントをお伝えします。
愛車の下取り価格と新車購入は別交渉をする!これがおススメポイントです!
それはディーラーが提示する下取り価格は安いからです。これは私の実体験なので確かな情報です。
下取り価格の相場をまず知ることも大事で、その場合はWEBの一括査定がカンタン!
数社から見積もりが取れ、私の場合は3社にお願いしました。驚くことに各社の見積もりの価格差は20万円もありました。
そして、最終的にはディーラーが出した下取り価格より10万円高い、50万円で愛車を売ることができ大満足でした。
スバルXVの中古車情報
新車でXVを買うには、、、この場合は中古車業者がたくさんありますので、まずはWEBでチェックしてくださいね。
中古車を選ぶときは、年式、修復歴、走行距離、オーナー数は要確認です。修復歴には骨格を修理するもののみカウント。ぶつけて板金、塗装などは含みませんので。
次は参考までにわたしがWEBで調べてまとめたものです。総合評価4.1は立派です。ただここの評価にはばらつきがありますので、ご自身の感覚は実物で確認するのがいいと思います。
走行性:4.2
居住性・広さ:3.6
積載性:3.6
運転のしやすさ:4.0
維持費:3.3
また、中古車の平均価格は180万円ほど。価格帯は90万~300万円です。
モデルがまだ若いので、中古車といっても一番古くて2010年式ですからちょっと割高ですね。でもいいクルマに出会えるかもですよ。
まとめ
新型スバルXVをご紹介しました。
女性でも取り回しが大きすぎないこと、地上最低高は200mmとSUV的な要素を残していることもポイントが高いですね。女性やファミリーを意識しつつも本格SUVに引けを取らない走行性能もありオフロードも楽しめそうです。
ライバル車の、トヨタ・C-HR、ホンダ・ヴェゼル、マツダ・CX-3、日産・ジュークと比較するとデザイン的には大きな特徴がないようにも思いますが、私はオーソドックスで好きなデザインです。
〔新型ジューク2017〕電気自動車の燃費や評判は?走り心地や内装は?
価格は200万円台で購入ができるので、お買い得なクロスオーバーSUVといえるでしょう。これからに期待したいですね。