フレアワゴン新型(マツダ)フルモデルチェンジで燃費、安全性能は?スペーシアとの比較

マツダ軽トールワゴン(スーパーハイトワゴン)のフレアワゴンが初めてのフルモデルチェンジを正式発表。2012年6月の発売以来、2018年2月に新発売される新型フレアワゴンは元々はスズキの軽自動車”スペーシア”のOEMマイルドハイブリッドを搭載し燃費安全性能発売日ボデイカラーなど最新情報とスペーシアとの比較をお伝えします。

目次

マツダの軽スーパーハイトワゴン”フレアワゴン”はスズキのOEMモデル

マツダのフレアワゴンは、スズキ”スペーシア”のOEMモデル。

軽自動車なのに背が高く車内が広い!のが特長の”軽トールワゴン(スーパーハイトワゴン)”です。

ママさんにも大人気の軽トールワゴンは、N BOX、タント、スペーシア、ウェイクとライバル車がたくさん。フレアワゴンも人気モデルとして頑張っています。

マツダの場合はスズキからのOEMで開発費は大幅に削減でき、軽自動車のラインを持たずにモデル数を増やすことができますから得策ですね。

マツダのフレアワゴンの評判や口コミは?

マツダのフレアワゴンはどんな評判でしょうか。WEBを調べて口コミをまとめてみました。

マツダのフレアワゴンの良い点は?

・天井が高くてとにかく広い 乗っていて楽
・フロントの窓が大きくて視野が広い
・スライドドアは乗り降りが便利でドア開閉がスイッチ一つででいるのがよい
・スライドドアは荷物がある時や子供が乗るときは助かる
・チャイルドシートを2セットつけてもあまり狭く感じない
・意外に街に同じモデルが走っていないのがいい
・手ごろな値段だが機能性に優れ燃費も良いので大満足
・小回りがきいて運転がしやすい

予想どうり車内の広さが好評ですね。また、スライドドアも便利で人気があります。

マツダのフレアワゴンの気になる点は?

・スペーシアに比べて選べる色が少ない
・高速道路でぶれる(背が高いからかな・・・)
・後ろの座席が広いので、エアコン吹き出しが後ろにも欲しい
・雨がルーフに当たる音がうるさすぎる
・アイドリングストップ後の発進音が大きい
・燃費が思ったほど延びない
音に関することが気になります。またスペーシアとの違いも出ましたね。

新型フレアワゴンの変更ポイントは?

それでは新型フレアワゴンについて項目ごとにお伝えします。

今回で大幅に良くなったのが次のポイントです。

・乗り降りの良さ
・快適性
・安全性
・カラー展開は新色の追加

先代のフレアワゴンはエンブレム以外はほとんどスズキのスペーシアそのまま。

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今回の新型フレアワゴンのリリース資料を見ると、燃費や価格またカテゴリーもスペーシアと全く同じ。

なので装備される機能も新型スペーシアとほぼ同じ内容になるでしょうね。

新型フレアワゴンの発売日は?

新型フレアワゴンはマツダの公式発表によると、2018年2月8日から全国のマツダ販売店にて発売スタートです。

既にOEM元のスズキ”スペーシア”が12月14日から発売開始をしましたから、マツダの発表を待たずしてフレアワゴンの情報は豊富でしたね。

また現在のフレアワゴンのWEBカタログは既に新型モデルの内容に。

まだ販売までに1か月以上あるのにびっくりです。現行モデルの在庫もないんでしょうかね。

新型フレアワゴンのエクステリア(外観)は?

新型フレアワゴンのエクステリアを写真で確認しましょう。

〔新型フレアワゴン〕

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出典:マツダWebサイト

〔新型スペーシア〕

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出典:スズキWebサイト

予想どうりスペーシアと同じに見えますね!

今回もスペーシアをあまり変更せずっていうことですね。

新型フレアワゴンのインテリア(内装)は?

新型フレアワゴンのインテリア(内装)はどうでしょうか?

〔新型フレアワゴン・ブラック内装〕

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〔新型フレアワゴン・べージュ内装〕

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出典:マツダWebサイト

<スペーシア>

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出典:スズキWebサイト

内装はカワイイ感じの”ベージュタイプ”とポピュラーな”ブラックタイプ”があります。

新型フレアワゴンは2トーンカラーがベージュ内装のようですね。

一方のスペーシアはボディカラーと内装は自由に組み合わせOK!

2トーンカラーでもブラック内装を選ぶこともOK。やっと違いが出てきました。

新型フレアワゴンのボデイカラーは?

ルーフをホワイトにした2トーンカラーも含めて8展開。

〔新型フレアワゴン〕

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出典:マツダWebサイト

私は、オフブルーメタリック2トーンカラーが気に入りました(^.^)

ただ、新型スペーシアもっと色展開が豊富!

ベーシックモデルは1トーンの10色、上位モデルはベーシックモデルに加え、2トーンルーフモデルが4種類で14色展開です

ボディカラーでもスペーシアとの違いが出ました。

新型フレアワゴンの燃費やスペックは?

気になるのは燃費性能やそのほかのスペックですね。

スタンダードモデルで比較してみましょう。

フレアワゴン スペーシア
排気量 0.658L 0.658L
サイズmm 3,395×1,475×1,785 3,395×1,475×1,785
重量kg 2WD 850
4WD 900
2WD 850
4WD 900
最高出力 52ps/6,500rpm 52ps/6,500rpm
最大トルク 6.1kgm/4,000rpm 6.1kgm/4,000rpm
燃 費 2WD 30.0km/ℓ
4WD 26.4km/ℓ
2WD 30.0km/ℓ
4WD 26.4km/ℓ

見事なほど同じですね。(当たり前かもしれませんが・・・)

燃費性能が2WD(FF)で30.0km/ℓは素晴らしい数値です。マイルドハイブリッドのお陰です。

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新型フレアワゴンの価格は?

新型フレアワゴンの価格は、ベースモデルの2WDが133万円~、上位モデルは2WDが147万円~。

新型スペーシアとこの辺りは合わせてきてますね。

機能が充実したので値上げは仕方ないところだと思います。

新型フレアワゴンの走りの性能やマイルドハイブリッドは?

スズキのマイルドハイブリッドがそのまま搭載されています。

ので、パワーが必要な走り出しの加速時は、モーターがエンジンを後押し。

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出典:マツダWebサイト

またアイドリングストップからの走り出しはモーターだけで。

ガソリンを使わないので燃費性能アップと静かなのがいいですね。

新型フレアワゴンの軽量衝撃吸収ボディ?(全車標準装備)

新型フレアワゴンには高張力鋼板や超高張力鋼板を多く使って強度アップと軽量化に成功。

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出典:マツダWebサイト

衝撃の吸収力や拡散、高強度などを組合せ、衝撃に対しての性能を高くしました。

ひと昔前は軽自動車はぶつかると怖い、、、と言われていましたが、いまはもう侮れないですね。

新型フレアワゴンの安全性能は?

新型フレアワゴンは国が推奨する安全運転サポートカーの”サポカーS・ワイド”になります。

サポカーはコマーシャルでも結構聞くようになったフレーズですね。

自動ブレーキ搭載のクルマをセーフティ・サポートカーといい、3つのランクのうち新型フレアは一番充実した”サポカーSワイド”。

ヒトもクルマもセンサーで検知して衝突回避をサポートします。

新型フレアワゴンのデュアルセンサーブレーキサポート

新型フレアでは全車にデュアルセンサーブレーキサポートを標準装備。これはすごくいいですね!

〔前のクルマやヒトとの衝突回避サポート〕image

〔誤発進抑制機能(前進・後退)〕(全車標準装備)

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出典:マツダWebサイト

また、前方に障害物があるのにもかかわらず、アクセルを踏み間違い急発進するのを抑える機能も。

新型フレアワゴンの車線逸脱警報機能(全車標準装備)

白線を検知して、はみ出しそうになると音などでお知らせします。

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出典:マツダWebサイト

新型フレアワゴンのハイビームアシスト機能(全車標準装備)

首位の明るさに反応し、暗い時には自動でハイビームになり前方に車が居るときにはロービームに。

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出典:マツダWebサイト

新型フレアワゴンのふらつき警報機能(全車標準装備)

左右の白線を検知し、走行のクセを掴んだうえで走りが”ふらついている”と判断すれば警告音でお知らせ。

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出典:マツダWebサイト

居眠り運転を想定しているようですがここまで必要なのか・・・と思ってしまいます。

新型フレアワゴンの先行車発進お知らせ機能(全車標準装備)

前のクルマが発進して5M以上離れても発進しなければ警告音や表示でお知らせしてくれます。

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出典:マツダWebサイト

この機能は欲しいなと思います。私のクルマには残念ですがついてないので。

新型フレアワゴンの後退時ブレーキサポート(全車標準装備)

リアバンパーに埋め込まれた4つの超音波センサーが後ろにある障害物を検知。

透明なガラスも検知できる優れものです。

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出典:マツダWebサイト

バックでの駐車はいろんな意味で危ないですよね。これがあるとちょっと安心します。

新型フレアワゴンのシートアレンジとシートヒーター&リアヒーターダクト

シートの倒しかたで、長いものや自転車までも積むことができます。

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ラゲージは大きさを望めませんから、シートアレンジをすることで場所確保ですね。

また、荷物の積み下ろしを意識して、荷室までの地上高は51㎝と低目の設定です。

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さらにはシートヒーターや温風機能までもが全車標準装備です。この機能は愛車にも欲しいな。

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出典:マツダWebサイト

新型フレアワゴンのスライドドアは?

スライドドアは新型フレアワゴンにももちろん装備されています。

次の便利な機能が。

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・開け閉めがワンアクションで(ドアが閉まるのを待たなくていい機能)
・ワンタッチで開く電動スライとドア
・軽く閉めると自動全閉

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また、リアステップは地上から345mmの高さで高齢の方やお子さんまで幅広く便利で安心。

至れりつくせりの機能ですね。

新型フレアワゴンの値引き交渉術は?

新型フレアワゴンの値引きについて注意したいポイントをお伝えします。

まずは、値引き交渉に愛車の下取りを絡ませないこと!別交渉にしましょう。

何故ならそれは、ディーラーが付ける下取り価格は安いからです。これは私は実際に経験したこと。

まずは少しでも愛車の価格は高く売りたい!と思う方はどうすればよいのか?それは、WEBの一括査定がおススメなんです。

1度の申し込みで、数社から見積もりが来ますので便利で効率的です。

そして私は3社からの見積を取り、その価格差が20万円也。すごい違いです。

そして最終的には、ディーラーが出した下取り価格よりも10万円高い50万円で売ることができました。すべて私の実体験です。

フレアワゴンの中古車情報は?

フレアワゴンはそもそも、まだ発売して日が浅いので中古車も新しめの年式が多いですね。

フレアワゴンの評価点は?

総合評価:4.0
デザイン:4.0
走行性:3.8
居住性・広さ:4.1
積載性:3.6
運転しやすさ:4.0
維持費:4.1

総合評価は4.0と高得点です。軽トールワゴンですから居住性や広さは高得点ですね。

フレアワゴンの中古車選びは?

中古車市場では現在の平均価格が101万円です。結構しますよね。

中古車を選ぶには、

・年式
・オナー数宇
・新車購入の意思
・修復歴

のチェックは必須です。

なかでも修復歴はクルマの骨格に関わる修理のカウントです。ぶつけてドア交換なんてのは入りませんのでご注意を!

また、WEBで気になる中古車があれば店頭に見に行きましょう。試乗できる場合もありますから是非!

新型フレアワゴンとスペーシアの違いまとめ

新型フレアワゴンについてお伝えしました。

結局はフレアワゴンとスペーシアの違いで、大どころは色展開でしたね。

スペーシア(多い) >フレアワゴン(少ない)、という結果でした。また内装色との組み合わせの自由度もスペーシアに軍配です。

あとは”ヘッドアップディスプレイ”がフレアワゴン”のカタログ掲載がなくて。なぜ???2017年2月モデルチェンジしたフレアには搭載しているのに。

〔フレアのヘッドアップディスプレイ〕

出典:マツダWebサイト

私はヘッドアップディスプレイは気に入っています。

どうやらフレアワゴンへの搭載が見送られたようです。残念。。。

まぁ、全体的にスズキが生産元ですから有利なのは仕方ないこと。

スズキ、マツダのどちらで買うか?色のことが気になるならスズキですが、モダンな店舗が魅力のマツダもいいですよ。

どちらか迷うところですね。

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