日産シルビアS16〔新型〕e-POWERで復活か?S15中古車情報やトヨタ86比較

日産シルビアと言えば2002年まで販売していた人気のスポーツカー。バブル時代に流行ったクルマで多くの若者が乗っていましたね。ファンが待ち望むシルビア復活は、e-POWER搭載で価格エンジンはどうなるのか?発売時期は?フルモデルチェンジ新型シルビアS16の最新情報と、ライバルのトヨタ86との比較、シルビアの中古車選びのポイントをお伝えしましょう。

日産シルビアとは?

日産シルビアは1965年~2002年まで販売が続いたスポーツカー。

走るコトの楽しみを追及し続け、直列4気筒エンジン、FR(駆動とハンドリングを前後に役割分担)を初代から最終モデルS15型まで貫き通し、愛され続けました。

シルビアは海外でも人気モデルで、世界中で復活を望む声が高いことでも有名です。

販売終了から15年が経ち、この間シルビアの後継モデルと言えるコンセプトカーが発表されるも、未だ市販されていません。

私の記憶にも、美しいデザインのシルビアは残っています。

当時、多くのシルビアが街中を走っていて、細身で低い車体、フロントボディが長いシルエットはカッコいい!いつか乗ってみたい!と思っていたのを思い出します。

日産シルビアの口コミや評価は?

日産シルビアは2002年に販売が終了していますが、根強いシルビアファンは多くいるようですね。

ギリシャ神話で”美しい清楚な乙女の名前”であるシルビア。その名前とは違う顔がオーナーさんの評価から見えてきます。ご紹介していきましょう。

日産シルビアの良い点は?

・エアロパーツが良く似合うカッコいいクルマ
・センターのタコメーターは好みにピッタリ
・足回りはよく、横方向の剛性が高いのでタイヤが滑ってもあまり影響はない
・ひとつ前のモデルよりエンジンが進化していてよい
・選べるアフターパーツが盛りだくさんにあって楽しい
・デザインの良さに惚れ惚れし美しい
・走りに満足で飽きが来ない
・ハンドル操作の反応がよく、カーブも気持ちよく回れる
・マニュアルミッションでの走りが面白くて楽しい

シルビアの多くがチューニング(自分好み・求めている走りになるように調整すること)しているようです。逆に言うと、チューニングしやすいクルマともいえるでしょうね。

またここに上げているコメントは、チューニング後の感想も含まれています。

一般的なポイントでいうと、デザインに惚れ込んでオーナーになっているケースが多くみられます。

私も当時のシルビアはデザインがステキ!と思っていたのでわかる気がします。

日産シルビアの良くない点は?

・シートは硬めで薄く、段差などで受ける衝撃が体に直接くるのはしんどい
・トランクが狭くて荷物が載せれない
・スポーツカーに乗り心地を追及するのはどうかと思うが、純正シートでは辛いので交換した
・ボデイの剛性が無さすぎることが残念で、歪んでいるのが分かる
・運転するときは目線が低く、対向車のライトが眩しい
・分かってはいたが想定より燃費が悪い
・維持費がかかる

スポーツカーのオーナーになる覚悟で手に入れたものの、乗り心地や燃費、ラゲッジの狭さにどうしても不満がでるようです。

走りやデザインを取るなら仕方ないところでしょう。

出典:You Tube

新型シルビア(S16)とは?

それでは新型シルビアはどんな特徴や走りになるのでしょうか?今入っている最新情報をご紹介します。

新型シルビアのベースは”IDx NISMO”なのか?”IDx Freeflow”か?

シルビア復活!のベースになると言われたコンセプトカーが”IDx NISMO”と”IDx Freeflow”です。2013年の東京モーターショーで発表。もう4年前になりますね。

元々は市販する予定だったのですが、いまだ世に出ていないところを見ると何か事情があるのでしょうね。

<IDx NISMO>

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<IDx Freeflow>

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出典:日産Webサイト

私のイメージのシルビアとは2つとも違います。

次の写真は2014年に発表した”Sport Sedan Concept”。スポーテイさが前面に出た次世代デザインに仕上がっています。

Sport Sedan Concept>

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出典:日産Webサイト

新型シルビアは”Sport Sedan Concept”のデザインの方がしっくりきます。特に”IDx Freeflow”はかなりカジュアルなので違いますね。

Sport Sedan Concept”は、フロントデザインはエンブレムを囲むようにあるVの字型が印象的。これは日産デザインコンセプトのVモーションです。またヘッドライトはブーメラン型のLEDですね。まさに日産の顔そのものに仕上がっています。

残念ながらSport Sedan Concept”はセダン。なのでク-ぺスタイルの新型シルビアにはなりにくいですが、全体のフォルムはクーペに近いしステキだと思います。

新型シルビアのパワートレインは?

新型シルビアは、1.6L直列4気筒ターボエンジンと、e-POWER搭載モデルのFRスポーツが有力のようです。

特に今乗りに乗っているe-POWERは、日産としては搭載しておきたいところでしょうね。

スポーツカーだから燃費性能は求めるのはどうなのか?という意見はごもっともですが、走りが付いていけば、燃費性能が良い方がいいですよね。

**1.6L直列4気筒ターボエンジンについて**

日産はメルセデスのブランドを持つダイムラーAGと資本契約を結んでいる関係で、今回の新型シルビアにはメルセデスベンツC180クラス搭載のエンジンを持ってくると言われています。

それが、1.6L直列4気筒BlueDIRECT(ブルーダイレクト)ターボエンジン

第三世代の直噴システムのBlueDIRECT(ブルーダイレクト)は、”走りの性能”例えば加速性や、最高速性能などにゆとりを持てるエンジンに仕上がっています。

<参考スペック(C180クーペ)>

最高出力:156PS/5,300rpm
最大トルク:25.5kgm/1,200rpm-4,000rpm
燃費:15.7 km/ℓ

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出典:メルセデスベンツWebサイト

すでにスカイラインにメルセデスEクラスエンジンが入っていること、ダイムラーAGとの契約でエンジンの共有化はうたわれていることから、新型シルビアへの可能性は高いでしょう。

メルセデスのエンジンが入るのは、なんかワクワク感がありますよね

**e-POWERとは?**

e-POWERは発電用のガソリンエンジンで駆動用バッテリーに充電。わずかな減速ででもこのバッテリーに充電ができる仕組みです。

充電されたバッテリーを使って走るため、燃費性能に優れ充電を気にすることなく走り続けることができます。

充電用バッテリーは、外から充電して走るわけではなくエンジンで充電するので小型軽量タイプでOK。燃費性能をあげるにはこの軽いバッテリーはもってこいです。

さらにガソリンエンジンは常には使わず動いていないため、静かな走りが実現!

e-POWERは燃費性能と静粛性の両方に期待が持てる素晴らしい仕組みなんです。

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出典:日産Webサイト

e-POWER搭載のノートは37km/ℓの燃費を出せています。スポーツカーの新型シルビアになると、ノートほど延びませんが25.0km/ℓの燃費を期待したいところ。

シルビアの最終モデルS15では燃費11.0km/ℓですから、それでも飛躍的に延びるワケですね。

**e-POWER搭載車の参考記事**

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新型シルビアのプラットフォームは?

新型シルビアのプラットフォームは残念ながら、情報や噂がでていません。

今後、情報が出てくることを待ちたいと思います。

新型シルビアの復活、発売時期と価格は?

新型シルビアがいつ登場するのか?復活をまち焦がれているファンは早く!という感じでしょう。

2013年に発表したコンセプトカーの”IDx NISMO”と”IDx Freeflow”。あれから時間が経っても発売していない、ココは心配なところですね。

噂によると2019年には発売ということですが、2017年10月開催の東京モーターショーで何らかの発表があるかもしれません。

また、新型シルビアの価格予想はガソリンモデルは300万円前後、e-POWER搭載モデルは350万円前後というところです。

新型シルビアとトヨタ86の比較

ライバルになるのはトヨタ86でしょうね。新型シルビアの予測とトヨタ86の比較をしてみましょう。

**新型シルビアとトヨタ86スペック比較**

新型シルビアはメルセデスC180のガソリエンジン搭載を想定して、次のように比較してみました。

新型シルビア(参考C180) トヨタ86
排気量 1.6L 2.0L
最高出力 156PS/5,300rpm 147ps/7000rpm
最大トルク 25.5kgm/1,200rpm-4,000rpm 20.9kgm/6400rpm
燃費性能 15.7km/ℓ 11.8~12.4km/ℓ
価格 300万円前後 262~342万円

スポーツカーを選ぶオーナーがどこまで燃費を気にするかは?ですが。

それより実際の走りが気になるところでしょうね。

**新型シルビアとトヨタ86のデザイン比較**

それではデザイン、見た目の比較を写真でしてみましょう。

<新型シルビア予想>

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出典:TopTires.orgWebサイト

<トヨタ86>

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出典:トヨタWebサイト

デザインは新型シルビアの予想写真とトヨタ86は雰囲気が似てますね。

長いノーズはスポーツカーの象徴で両方ともステキです!

友人(女性です!)がセリカからの乗り替えでトヨタ86を検討中。セリカからなら86になるのは自然な流れですね。

トヨタ86に乗り換えたら、必ず乗せてもらおうと思っています。

シルビアの中古車情報

新車ではシルビアを買うのはどうかな、、、という方は、一度シルビアの中古車を検討してみたらどうでしょうか?

年式や、走行距離、修理履歴、オーナー数などは必ず確認したいところですね。そのほかのポイントをまとめていますので参考にしてください。

シルビアの中古車の評価は?

シルビアはそのスポーツスタイルだけでなく、チューニングのしやすさで有名です。

S15型シルビアは今でもいい感じのデザインなんで、まだ引き合いがありますね。

中古車市場では、1998年式~2001年式が多く出回っているようです。まさに先代となる7代目S15型モデルです。

<7代目S15型シルビア>

image

典:日産Webサイト

いろんなサイトからのトータル評価は次のようになります。

また、価格帯は100万円~120万円がボリュームゾーンのようです。

総合評価:3.8
デザイン:4.3
走行性:4.3
乗り心地:3.7
居住性・室内の広さ:3.2
積載性:2.7
運転しやすさ:3.2
維持費:3.6

シルビアの中古車選びのポイントは?

シルビアのオーナーはチューニングの愛好家が多いので、コンディションはよくよくチェックしましょう!

**”シルビアの中古車”どこか当たっていないか?**

走り屋さんが乗ってるクルマだった・・・と思って、どこかが当たってることを前提に現物を見るほうがよいですね。

クルマ全体を距離を置いてみることで、左右のバランスや傾きがないかを確認しましょう。

**”シルビアの中古車”ドア交換はしていないか?**

ドアを開けた付け根のところをチェック。交換歴がなければヒンジが上から塗装されているのが確認できるはずです。

**”シルビア中古車”のタイヤチェック**

タイヤの確認で運転ぶりを見定めることも忘れないように。タイヤの角が丸くて横まで減っている場合は、激しい走りをしていた可能性が高いことになります。

**”シルビア中古車”のボディ、エンジンなどのチェック**

タイヤの状態から激しい走りが推測出来たら、ボディやエンジンにも負担がかかっている可能性大です。

さらに左右のタイヤの減り方が極端に違う場合は、事故などでホイールアライメント(タイヤが地面に設置する角度の調整)がずれていることもあります。

これらのチェックは一般の人にはなかなか見極めることは難しいでしょうね。

シルビアの中古車が欲しい場合は、クルマに詳しい人がいれば一緒に見てもらえればと思います。

とにかく現物で必ず確認!です。

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新型シルビアのまとめ

新型シルビアの情報をお伝えしました。

まずはe-POWERの搭載はどうなるのか気になります。また、エンジンはメルセデス採用のものが搭載されるのは結構面白いですね。

次の東京モーターショーで、新型シルビアのコンセプトカーになるモデル発表があるか?と期待が膨らみますね。直接現地で確認できればなと計画中です。

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