日産新ブランド、オーテックとは何か?今回、新しいスポーツブランド”AUTECH(オーテック)”をセレナに投入。日産のカスタムカー(特別仕様車)を手掛けるオーテックジャパンが製造し、日産が2018年2月1日から新発売することになりました。同じスポーツブランドのNISMO(ニスモ)との比較を交えて画像とともにお伝えします。
目次
日産の新ブランド”AUTECH(オーテック)”とは?
新しい日産のブランド””AUTECH(オーテック)”はカスタムカーとしてNISMO(ニスモ)に引き続き、新ブランドとして2月1日から販売スタートとなります。
”AUTECH(オーテック)”はスポーティかつプレミアム感が高い、上質な素材や専用インテリアを備えたこだわりのあるブランド。
1.アイコンカラーをブルーに
2.素材は上質さにこだわる(セレナでは唯一本革仕様を選べる)
3.メタリックシルバーの専用パーツで細かい部分まで作りこみ
アイコンカラーはNISMO(ニスモ)の赤に対してAUTECH(オーテック)はブルー。
なんか日本の航空会社のJALとANAみたいです(^^♪
日産とオーテックジャパン
日産のカスタムカーや福祉車両などの特装車(特定の目的のため、特別の機械,装置を取り付け、また改造したクルマ)を手掛けるオーテックジャパン。
日産グループとして特装車の企画、開発、製造、販売を担当するべく創立された、日産自動車100%株主の独立会社です。
これで日産のモータースポーツ部門を手掛けている”ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社”のNISMO(ニスモ)ブランドと双璧に。
日産はニスモ に加え、AUTECH(オーテック)が加わることでスポーツブランドが充実ですね。
オーテックは一昨年30周年を迎えて勢いも出てきた感じです。
セレナを皮切りに、これからオーテックブランドのモデルが発売されますのでワクワクですね!
日産とNISMO(ニスモ)は?
ここでニスモにも少し触れておきます。
NISMOはニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社の略称であり、日産のスポーツブランド名でもあります。
担当しているのはレース活動、モータースポーツ全般(部品の設計・製造・販売)など。
日産から分社化し連結子会社になっています。
株主はオーテックジャパンと同じく日産100%で、ニスモとオーテックの社長さんは元日産自動車の副社長で同じ人が担当です。
わたしはNISMOは日産のスポーツブランドで特別仕様車の名称だけだと思っていましたが、こんな関係なんですね。
最近は親会社である日産との協業で、正式な日産サブブランドとして確立。
NISMOブランドのモデルが多く販売されるようになっているのはご存知の通りです。
AUTECH(オーテック)カスタムカーの特徴は?
オーテックのカスタムカーの特徴は次の通りです。
②パフォーマンスチューイング →レーシングカーの開発技術をカスタムカーに活用しトタルチューニングを
③アクセサリーパーツ →こだわり、個性を引き立たせるアクセサリー
出典:You Tube
スポーツモデルとして、ベースになるクルマの良いところはそのままで、さらに専用のパーツなどを追加することで個性的でカッコいいクルマに。
セレナ AUTECH(オーテック)とは?
新ブランドAUTECH(オーテック)がセレナに初採用!
オーテックジャパンが手掛けるAUTECH(オーテック)が第1弾としてセレナに投入されます。
東京オートサロン2018(1月12日(金)~14日(日))で一般公開。
出典:You Tube
AUTECH専用の上質な素材のインテリアや細部までこだわりを持った内装、またセレナで唯一の本革仕様の選択が可能に。
メタリックシルバーの専用パーツもアクセントになってカッコいいですね。
〔専用フロントグリル&AUTECH専用エンブレム〕
〔シートに刺繍されたロゴ〕
〔専用本革巻3本スポークステアリング(ブルーステッチ)〕
私が気に入ったのはブルーステッチ。アイコンカラーのブルーをちりばめています。
セレナ AUTECH(オーテック)に”AUTECH SPORTS SPEC”を設定!
セレナ AUTECH(オーテック)には、プレミアムスポーツタイプのAUTECH SPORTS SPECを設定しています。
高速運転時はバランスよく安定走行ができ、ミニバンとしてはリアシートを含み居住性がよい上質な乗り心地に。
①17インチにインチアップしたタイヤ
出典:オーテックジャパンWebサイト
②専用サスペンション(チューニング)
③専用チューニングコンピューター(ECM)や専用マフラーにより、加速フィーリングもよく
セレナ AUTECH(オーテック)のスペックは?セレナとの比較
セレナ AUTECH(オーテック)はセレナXがベース車になっています。
どんなところが違うのか、一覧表で確認してみましょう。
〔セレナX(ベース車)〕
〔オーテック〕
出典:日産Webサイト
AUTECH 2WD |
セレナX ベース車 |
AUTECH 4WD |
AUTECH SPORTS SPEC 2WD | |
全長 全幅 全高(mm) |
4810 1740 1865 |
4690 1695 1865 |
4810 1740 1875 |
4810 1740 1850 |
エンジン | ||||
最高出力 | 150ps/6000 rpm | |||
最大トルク | 20.4kgf・m/4400rpm | |||
モーター | ||||
最高出力 | 2.6ps | |||
最大トルク | 4.9ps | |||
燃費 | 17.2km/ℓ | |||
価格 | 299万円 | 229万円 | 322万円 | 357万円 |
オーテックはセレナXをベースに追加装備。スポーティでプレミアムなデザインに仕上げています。
ベース車よりも全長を12cm長く、全幅を4.5cm広くしたので大きく見えるでしょうね。
居住性の確保など快適な乗り心地を重視しているところです。また、グリルデザインがオーテックは個性的。
排気量2.0L、DOHC直噴直列4気筒、ハイブリッド、8人乗り
主要諸元、変速比・最終減速比はベース車のセレナXと同仕様
日産セレナのオーテックとニスモとの比較は?
オーテックとニスモの位置づけは、同じスポーツブランドのなかで差別化されています。
オーテックは上質で快適さを大切にしたタイプ、ニスモはレース参画にもかかわっていますから走りを重視しています。
また、先にご紹介したようにオーテックはアイコンカラーがブルー、ニスモはレッドにして区別していますね。
※ニスモのベース車はハイウェイスター
オーテック 2WD |
ニスモ 2WD |
ハイウェイ スター(ベース車) |
|
全長mm 全幅mm 全高mm |
4810 1740 1865 |
4805 1740 1850 |
4770 1740 1865 |
エンジン | |||
最高出力 | 150PS/6000rpm | ||
最大トルク | 20.4kgf・m/4400rpm | ||
モーター | |||
最高出力 | 2.6ps | ||
最大トルク | 4.9ps | ||
燃費 | 17.2km/ℓ | 15.8km/ℓ | 15.8km/ℓ |
価格 | 299万円 | 342万円 | 269万円 |
排気量2.0L、DOHC直噴直列4気筒、ハイブリッド、8人乗り
トヨタのスポーツモデルでいうと、オーテックはGRスポーツでニスモがその上をいく本格派のGRやGRMNというところでしょうか。
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次に各モデルの写真にてエクステリアを。
〔オーテック〕
〔ハイウェイスター(ベース車)〕
〔ニスモ〕
出典:日産Webサイト
フロントの印象はみな違いますね。私はこの中ではニスモが好きです。
アイコンカラーのレッドがアクセントでしまりがあり効いています。
ニスモ、オーテックともにサイドミラーの色をボデイと変えているところも憎いです!
日産オーテックの今後の展開は?
ニスモに引き続き、、、という感じでニスモが展開しているモデルは今後オーテックを投入する可能性がありますね。
〔ノート ニスモ〕
出典:日産Webサイト
ニスモは今、セレナ、ノート、マーチ、ジューク、フェアレディZ、GT-Rにて展開中。
出典:You Tube
予想としてはノート、マーチなどのコンパクトカーへまず投入、そのあとSUVのエクストレイルあたりに入ると面白いと思います。
どんどんと拡大するはずですから楽しみです!
日産セレナの値引き交渉は?値引き情報について
日産セレナを新車で購入する時の値引き交渉術をご紹介します。
必須なのは、愛車の下取り価格と新車購入は別交渉すること。
その理由は、ディーラーが出す下取り価格が安いからなんです。これは私の実体験から言える事実です。
愛車の下取り価格をあげたいと思う方、また下取り価格のおおよその値段を知りたい場合は、WEBの一括査定がカンタン!
1回の申し込みで数社から見積もりが取れ効率的ですよ。
私の場合は3社から見積もりを出してもらいました。そして、でてきた見積もりの価格差は20万円も!驚きでした。
最終的には私の愛車は50万円で売れたのですが、その価格はディーラーの提示した下取り価格より10万円も高かくてびっくりでした。
日産の新ブランドの”AUTECH(オーテック)”のまとめ
日産の新しいブランドのオーテックについてご紹介しました。
日産はこれでニスモとオーテックの2つのスポーツブランドを持つことに。
ニスモ同様、これからオーテックも車種が増えていくことになります。
トヨタもスポーツブランドGRを最近になって力を入れ始めていますし、業界全体がスポーツモデルを猛PRの傾向ですね。
例えば日産のシルビアやトヨタのスープラの復活や、スズキのスイフトスポーツがカーオブザイヤー受賞など。
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こういうカッコイイクルマがたくさん街を走るのはステキですね。
元気な材料が多いことはうれしいことです!