ホンダのN-ONEはN-BOXやN-WGNとともにNシリーズモデルとして人気の軽自動車。ホンダWEBサイトにて発売日とモデルチェンジ情報を先行公開。遂に12月21日発売開始です。燃費、安全性能の充実が期待できる新型N-ONEの最新情報や、人気のSUV軽自動車 ハスラーとの比較を画像を交えてお伝えしましょう。
目次
ホンダN-ONEとは?
N-BOX、N-BOX+に続くNシリーズ3作目になる軽乗用車N-ONEは、2012年11月から発売されました。
バイクメーカーのホンダが、軽自動車に初挑戦したモデルN360をベースに、N-ONEは5ドアのセダンとして発売。Nシリーズのなかでは一番オーソドックスなモデルです。
**左:N360 右:N-ONEプレミアム**
出典:ホンダWebサイト
ターゲットは、若年層・ファミリー・ひとり乗りと幅広く、軽自動車ならではの小回りの良さ、運転がラクなところがうけているようです。用途は通勤用、近所を自転車代わりに乗るような感じですね。
友人宅は、プリウスとN-ONEとを所有。ちょっと買い物に行くときは必ずN-ONEで行くそうです。
手軽で運転しやすく、駐車場は軽自動車専用スペースにも停めれるからだとか。足代わりにはとても重宝で便利なんだなと新ためて思いました。
ホンダN-ONEの口コミ情報
では、N-ONEオーナーさんの口コミや評判をご紹介しましょう。
N-ONEの良い評判
・キビキビ走る走行性が気に入った
・ターボは加速が素晴らしくて良い
・コーナーでのハンドリングが安定している
・燃費は実質20km/ℓ近く出るのでも助かる
・2トーンカラーがかっこいい!
・カラーバリエーションが豊富
・他の軽自動車と差別化できるデザインがいい
・丸目ライトと個性的な内装が好き
・愛くるしいデザインに愛着が沸いてきた
・ドアを締めた音が重厚感がある
・リアシートの足元が広くてよい
出典:ホンダWebサイト 〔175cmの男性〕
加速、走りに関してや個性的な外観、燃費面や室内空間の広さに好評意見が多く見られました。デザイン性に富んでいて、なおかつ実用的なところが選ばれるポイントになっているようですね。
デザインに関してはフロントマスクの丸いライト辺りに好き嫌いがありそう。万人受けではないでしょうが、私は好きなタイプのクルマです。
たぶん丸いライトと四角い感じが、わたし好みに近いのかなと思います。
N-ONEの良くない評判
・3人以上で乗ると狭く感じる(リアシートが狭い?)
・全高が高いので立体駐車場が使えないことがある
・リアシートがスライドしない
・シートのホールド感がいまいちで長距離には向かない
・ハンドルやアクセルの位置が合わない
・自発光のメーターは日中は見にくい(夜間はとてもきれい)
・跳ねる、硬い、凸凹を拾うなど振動も気になる
・荷室が狭い
・ノンターボだとパワー不足を感じる
N-ONEは全高がFFは1610mm、4WDは1630mm。立体駐車場が利用できる高さ1550mmに全くフィットしていません。
おそらく多くの顧客がリクエストしたのでしょう、全高1545mmの”ローダウン(LOWDOWN)モデル”も販売されるようになりました。
よって立体駐車場利用が多い方は”ローダウン(LOWDOWN)モデル(FF)”を選べば、N-ONEで立体駐車場も心配なしです!
普通のモデル(FF)との高さ差は55mm。口コミでは天井が低くなったことに、さほど狭く感じないようですが写真で見比べてください。見た感じはやはり低く感じますね。
全体のバランスも違ってきているので、デザインがちょっと違うように見えるかも。
ローダウンモデルの発売はデザイナー泣かせだったでしょうね。
〔スタンダードモデル:全高1610mm〕
〔ローダウンモデル:下:全高:1545mm〕
出典:ホンダWebサイト
また、N-ONEの特徴であるセンタータンクレイアウト。これ、ホンダの特許技術のようです。
前までは後席の下にあった燃料タンクを、写真のように前席の下付近に位置して低床設計に。室内全体を広くし、特に後席のスペース確保が可能になっています。
出典:ホンダWebサイト
ただし、良いことだけでなく弊害があるようです。
口コミでは”前席が狭い”、”スライド幅が狭い”、また”スライドが十分できないから、ブレーキやアクセルの位置が合わない”・・・という意見が。
これは背の高い人が足元に窮屈感を感じているのかなと思います。
背が高くても大丈夫な人もいるかもしれませんし、中肉中背の人が狭くて仕方ないという場合もあるでしょう。
感じ方はまちまちですから、気になる人は購入前の試乗は必須ですね。
新型N-ONEのモデルチェンジは?
では2017年12月21日にモデルチェンジした、N-ONEはどのように変わったのでしょうか。
11月9日にはその一部を先行公開し、続いて11月20日ごろから新型のテレビコマーシャルが入り始め、12月21日デビューと発売日を具体的に発表しました。
情報を小出しにする戦法で、N-ONE発売を後押し。
ホンダは今までも新型シビック、新型N-BOXなど、同じ手法で画像情報などをオープンにすることでてワクワク感をUPさせています。上手いアピール方法ですね。
新型N-ONEのモデルチェンジは次の4つのタイプが設定されます。
新型N-ONEのスタンダード(Standard)モデル
ベースになる標準モデルです。
出典:ホンダWebサイト
飽きがこないインテリアはシンプルでいいですね。
くりっとした丸い目のようなデザインは、女性受けがいいと思います。
先代モデルの”G”グレードと言ったところでしょう。
新型N-ONEのセレクト(Select)モデル
こだわりのブラウンスタイル。シックな大人のイメージです。
出典:ホンダWebサイト
ルーフがブラウン、ボディがアイボリーで、私の好きなツートンです。さらにはサイドミラーの色がブラウンなのもかなりポイント高いです!
インテリアはシートをブラウンに、インパネの一部を木目調にすることで落ち着いた感じの仕上がりに。
先代モデルの”プレミアムSSブラウンブラウンスタイルパッケージ”に相当すると思います。
新型N-ONEのプレミアム(Premium)モデル
プレミアムというだけあって、高級感が出ているモデルですね。
出典:ホンダWebサイト
こちらもツートンで、白のルーフにインディゴブルーの組み合わせです。ホイールもアルミでしょうか?インテリアはハンドルや取っ手にアルミっぽいものも。
印象的なのはグリルのデザイン。クローム・メッキ・オーナメントです。
これらのデザインから高級感が出てます。先代モデルでいうと”Premium Tourer”でしょうね。
新型N-ONEのRSモデル
パッと見てスポーティさが目立つモデルです。
出典:ホンダWebサイト
インテリアは、ハンドルやインパネにオレンジのアクセントカラーが入っていてオシャレ感UPです。
ハンドルの巻きに革?うまくできている合皮でしょうか。また、ルーフやホイールのデザインも特別です。トータルで上質感も増しています。
先代モデルでいうと”Premium Tourer 特別仕様車 SSアーバンブラックパッケージ”に相当でしょう。カッコいいです!
新型N-ONEのプラットフォームは?
N-ONEには新設計された、”Nシリーズ共通プラットフォーム”が採用されています。
言葉通り、Nシリーズはみな同じプラットフォームを使っているワケですね。効率の良いクルマ造りです!
”Nシリーズ共通プラットフォーム”に加え、Fitに使われていた”センタータンクレイアウト”を軽自動車で初めて採用したところにもポイントがあります。
これにより、軽自動車の同クラスの中で一番低いフロアにすることができ、室内空間をゆったりととることに成功しました。
新型N-ONEの燃費やパワートレインなどスペックは?
数字面は現段階では詳しい情報があまりなく、ほとんど変わりがないとの予想です。
ただ大きな変更点が1つ。燃費向上のために軽量化化する方向ということです。
というのも先にフルモデルチェンジ予定のN-BOXが堂々80㎏の軽量化を発表しました。ありとあらゆるパートをチェックし、90%もの部品を見直した結果とのこと。
N-ONEも兄弟モデルですから、当然この流れは引き継がれるものと、、
しかしながら、残念ですが先代モデルから大幅な軽量はありませんでした。こうなると先代モデルの燃費24.0~28.4km/ℓから、びっくりするような燃費性能の改善はなく。
若干の改善が見られ25.8~28.5km/ℓになりました。
排気量:0.658L
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1610/1545(ローダウンモデル)
最高出力:58~64PS/6000~7300pm
最大トルク:6.6~10.6kgm/2600~4700rpm
トランスミッション:CVT
重量:FF 830~860g/4WD 880~910㎏
燃費:FF 28.5km/ℓ/4WD25.8km/ℓ(現行24.0~28.4km/ℓ)
新型N-ONEの安全性能はサポカー S〈ベーシック〉
先代モデルはメーカーオプションとして、前を走るクルマとの衝突回避、軽減のため自動ブレーキで支援をする”シティブレーキアクティブシステム”が用意されていました。今の時代にはかなり遅れた感 満載ですね。
すでにフルモデルチェンジした新型N-BOXはすべてのタイプにサポカーS〔ワイド〕を標準装備!としていますが、N-ONEはベーシックタイプ搭載となりました。
セーフティ・サポートカーの略称。国が薦める自動車安全のランクで、手厚い方からサポカーS〔ワイド〕、サポカーS〔ベーシック+〕、サポカーS〔ベーシック〕、サポカーの4段階。ターゲットはすべてのドライバー。事故を未然に防ぐ、起きたら被害を少なくを目的に。
出典:ホンダWebサイト
シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ + 誤発進抑制機能)〔メーカーOP〕
前を走るクルマ、対向車やヒトを検知してぶつかりそうだと判断したら、警告音とディスプレイでお知らせ。また緊急時には自動ブレーキが作動して、ぶつかるのを回避してくれます。
出典:ホンダWebサイト
新型N-ONEの発売時期と価格
新型N-ONEの発売は2017年12月21日。
年末商戦に食い込むために、ホンダの戦略として先行情報サイトでアピールしたワケですね。
価格は、先代ベーシックモデルが118万円~142万円、ローダウンモデルが122万円~136万円。
新型は若干の値上がりで、ベーシックモデルが120万円台~、ローダウンモデルが124万円~です。
新型N-ONEのライバルスズキハスラーとの比較
N-ONEの個性的なデザインはどこかで見たことがあるような、、、そうなんですスズキのハスラーと顔立ちが似ていますね。
そこでこのN-ONEとハスラーの両車を比較してみましょう。
新型N-ONE VS ハスラー・・・デザイン比較
まずは外観の比較から。写真を見て皆さんはどんな感じを持たれたでしょうか?
**N-ONE**
出典:ホンダWebサイト
**ハスラー**
出典:スズキWebサイト
ハスラーワイドスズキ新型発売で価格や燃費は?現行ハスラーやトールとの違いは?
写真の角度によるのかも知れませんが、私はハスラーが胴長に見えています。またフロントガラスの傾斜が直角に近いのがハスラー、ゆるやかなのがN-ONEです。
こう見ると全体のバランスはN-ONEのほうが良いと思います。
新型N-ONE VS ハスラー・・・スペック比較
それでは数字面はどんな感じでしょうか。ハスラーは安全性能標準装備のGクラスで比較しました。
瞬発力や力強く走ることに関してはN-ONEが若干上のようです。
ただし、燃費はハスラーに軍配。S-エネチャージ搭載モデルなので燃費は32.0km/ℓでN-ONEより相当いいですね。
(FF) | N-ONE | ハスラー |
排気量 | 0.658L | 0.658L |
寸法 | 3,395×1,475 ×1,610 |
3,395×1,475 ×1,655 |
最高出力 | 58~64PS/ 6600~7300回転 |
52PS/6,500回転 |
最大トルク | 6.6~10.6kgm /2600~4700回転 |
6.4kgm/4,000回転 |
トランスミッション | CVT | CVT |
重量 | 840~850kg | 770kg |
燃費 | 28.4km/ℓ | 32.2m/ℓ |
価格 | 120万円~ | 127万円~ |
あとはデザインはどちらが好みなのか?、またSUVのハスラーに魅力を感じるかどうか?N-ONEかハスラーか、迷う点は多そうですね。
私はSUVが好きなのでハスラーを選んでしまうでしょう。
新型N-ONEの値引き情報について
新型N-ONEは、人気モデルで新型となると値引きは厳しいでしょうね。
ホンダN-ONEをお得に買う詳しい情報はココから↓↓
ホンダN-ONEの値引き情報は?お得に買う交渉術や値引き相場について
そこで、値引き交渉に欠かせないポイントをお伝えします。
それは、新車の値引きと、愛車の下取りは別々にすること!です。
なぜ別々にした方がいいのかというと、ディーラーが付ける下取り価格は驚くことに安いんです。これは私の実体験から言えることです。
すこしでも下取り価格をアップしたいと考えならWEBの一括査定がカンタン!
わたしの場合は3社にお願いし、各社の見積もりの価格差は20万円にもなりました。本当にびっくりしました。
そして、私の愛車はなんとディーラーが出した40万円より10万円高い、50万円で売ることができました。すべてわたしが経験したことです!
新型N-ONEで愛犬とドライブはいかがでしょうか?
最近は愛犬といっしょに泊まれる宿が、あちこちであるように聞きますね。ドックランが併設していたり、一緒に温泉に入れたりして楽しめます。
それならクルマでわんこと一緒に移動!そんな時に犬用のドライブボックスを活用してはいかがでしょうか?
せっかく買った新しい車が汚れたり、傷などがいってしまうのは悲しいですよね。でもケージとかは狭くて可愛そう。といっても車内を自由にさせるのもどうかと。。。
こちらのドライブボックスだと汚れなどあまり気にせずに済みそうですよ。価格は約2000円ほど。
愛犬と楽しいドライブ、いいですよね♪
新型N-ONEのまとめ
新型N-ONEについてご紹介しました。キープコンセプトなのでびっくりするような変更はなさそうですね。しかしながら、燃費の向上や安全性能の充実には期待です。
N-ONEのデザインはどちらかと言えば私好みなので、新型N-ONEを街で見るのが楽しみです♪