新型キューブe-POWER(日産)フルモデルチェンジで自動運転?ソリオ、フリードとの比較

ユニークなデザインが人気の日産キューブ。現行車のモデルチェンジから今年で7年が経ち、そろそろフルモデルチェンジのタイミングになりました。新型キューブはe-POWER自動運転プロパイロット搭載などはどうなるのか?ライバル車のスズキのソリオやホンダのフリードとの比較など、現在入っている最新情報をお伝えしましょう。

日産キューブとは

日産が1998年から発売しているトールワゴンのキューブ。

キューブという名前の由来は英語の立方体からきています。その名の通り四角いデザインがなんとも特徴的でいいですね。初代はマーチをベースに作られたようです。

車内が広くて居住性がよくゆったり感があります。また、2代目からは女性をターゲットにし、デザインの四角さがより強調されました。販売は好調で女性を意識してつくられたようです。

現行の3代目はカラー展開が11色と豊富。個性的でカワイイデザインが引き続いて女性に受けているようですね。

街中で走っているキューブを見かけますが、ドライバーはほとんど女性のようです。

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出典:日産Webサイト

内装色はボディーカラーによって選べるものが違うものの、9タイプを用意。

個性的なものとしては写真のようなチェック柄、クラシックベロアという夏にはどうするんだろう?・・と思える毛足があるものも。

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出典:日産Webサイト

数年で乗り換えるなら、好みの色やタイプがあれば内装は冒険するのもありかなと思います。でもやっぱり7,8年は乗りたいので、飽きがこないシンプルなもが良いように思いますね。

日産キューブの評判について

それではキューブのオーナーさんの評判、口コミをご紹介しましょう。

デザインが特徴的なので、その点で良い評価と良くない評価が割れるようです。

好みや求めるもの、またドライバーが男性なのか女性なのかで評価良しあしが分かれています。

キューブの良い評判

・コンパクトな割には室内空間は広い
・故障をしない
・小回りが利く
・視野が広くて運転しやすい
・総合的にみて女性のお勧め
・ハンドルが軽くて長時間運転の運転がラク

デザインからも車内空間が広く、車高が高いので周りが見やすいです。運転のしやすさが好評のようです。

キューブの良くない評判

・出足が遅い 加速が遅い
・荷室が小さい
・エンジン音が大きい
・リアガラスがサイド開きなので荷物の出し入れが不便
・風の抵抗をうけやすい
・男性が乗るイメージが無いのが困る
・デザインがあまり好きではない
・エアコンをつけると燃費が相当落ちる
・夜間利用の際、車内灯が暗すぎていろんなものが見えにくい

四角いデザインなので、風抵抗はもろにうけるでしょうし、加速も思うようにいかないかもしれませんね。また男性ドライバーにはデザインや室内の作りに不満が残るようです。

出典:You Tube

新型キューブについて

では新型キューブはフルモデルチェンジでどのように進化するのでしょうか?

かなり強い個性のあるモデルで、20年も続く車種ですから乗り換え顧客がそれなりにいるはずです。路線はこのままキープなのか思いきや、どうやらコンセプトを変える可能性があるようです。キューブファンには残念なことかもしれませんね。

現行車はちょっとスズキのハスラーに少し似てる気がしました。デザインがそう思わせるのでしょうね。キューブのライトのデザインを丸くすればさらに近くなりそうです。

**キューブ**

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出典:日産Webサイト

*ハスラー**

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出典:スズキWebサイト

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キューブはハスラーと比べると、デザインのバランスはもしかしたら良くないのかもしれません。キューブは胴長がに見えてしまいます。

新型キューブのデザインは?

新型キューブの個性的なデザインはどうなるのか?キューブファンには一番気になるところですね。

日産のデザインコンセプトは「Vモーショングリル」としており、最近ではエクストレイルやノート、セレナなどに採用されています。

フロントのエンブレムを囲むようにV字っぽいデザインが施されていますね。力強い感じに見えますので、SUVタイプにはよいかもしれません。

ただし、キューブに採用となればどうでしょうか?女性ターゲットを変えずにいるなら、ちょっとそぐわないかもしれません。

新型キューブには力強さを強調するような「Vモーショングリル」ではなく、うまく溶け込ませるようなデザインにするのかもしれませんね。

どんな感じになるか興味津々です。

写真は「Vモーショングリル」を採用した、エクストレイルとノートです。フロントグリルのデザインに注目です。

*エクストレイル**

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出典:日産Webサイト

**ノート**

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出典:日産Webサイト

「Vモーショングリル」は写真のように、エクストレイルにはぴったりはまりますね。パワフルさを表現できるデザインですが、残念ですが私の好みではありません。

新型キューブはe-POWER搭載か?パワートレインは?

新型キューブにのパワートレインは、大きく変化しそうです。詳しく解説しましょう。

新型キューブは自ら発電するe-POWER搭載で電気自動車になる?

新型キューブには日産の”e-POWER”を採用する可能性が高いようです。

ノートに採用している”e-POWER”は充電を気にせずにどこまでも走れる!電気自動車なのが売り。コマーシャルも盛んに流れていますね。

出典:You Tube

そのしくみは、エンジンの力で発電し駆動用の小型バッテリーに蓄電する。そのバッテリー(電気)だけでモーターを動かしてタイヤを回すというもの。

ようは充電した電気(バッテリー)だけで動く、電気自動車ということですね。

エネルギーロスを最小に抑えることができて、燃費はすこぶる良くなるでしょう。

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出典:日産Webサイト

また、ノートに採用している同じ走行モードを新型キューブも持つなら、ノーマル、e-POWER Drive Sモード、e-POWER Drive ECOモードと3つを使い分けし、力強い走りや低燃費を体感できます。

**e-POWER Driveのドライブ例**

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出典:日産Webサイト

また、運転は力強い走りからエコまでを、アクセルペダルを戻すという操作だけでラクラク運転ができます。

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出典:日産Webサイト

通常はアクセル⇔ペダルを踏みかえて加速、減速することろを、アクセルペダルを戻すことで減速、加速をして運転をサポート。渋滞やカーブが多い山道などで便利ですね。

新型キューブのスペック予想

新型キューブはe-POWER とエンジンと2種類の発売が予定されます。それぞれのスペック予想は次のように感じ。

**e-POWER**

1.2L発電専用エンジン+モーター駆動
最高出力:98ps/5600回転
最大トルク:14.5kgf.m/4400回転
モーター部
最高出力:30ps
最大トルク:12.0kgf.m
駆動式:FF
燃費:40.0km/L以上

ガソリン車は1.2Lのダウンサイジングタイプの採用が見込まれています。

現行車は1.5L。新型キューブは1.5L→1.2Lと小型になることで燃費が良くなり、動力性能の向上も期待できますね。

気になる燃費は現行車が19.0km/ℓに対して新型キューブは新型エンジンのおかげもあり、25.0km/ℓ以上が目標です

**ガソリン**

1.2L 直列3気筒直噴 スーパーチャージャーエンジン
最高出力:98PS/5,600回転
最大トルク:14.5kgm/4,400回転
駆動式:FF/4WD
トランスミッション:CVT
燃費:25.0km/ℓ以上

新型キューブのプラットフォームは?

新型キューブのプラットフォームは、現行キューブにも採用しているB プラットフォーム

これはルノーと初共同開発した記念すべきプラットフォームです。

今、人気のジュークやマーチにも使われていて、日産で一番ポピュラーなタイプです。

♪ワンポイント・日産とルノーの関係♪
日産とルノーとの関係は、お互いのブランドを大事に守りながら、技術開発と販売で協力。それぞれのブランドアイデンティを保ちつづ、共存共栄ということですね。

新型キューブの安全装備はプロパイロット搭載か?

新型キューブにはあのセレナに搭載の”プロパイロット”が搭載される可能性がでてきました。

高速道路などでの活躍するもので、”高速道路 同一車線自動運転技術”とも言われ、自動運転のハシリ的なものです。

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出典:日産Webサイト

プロパイロット/車間距離をキープ

前を走るクルマを見て、アクセルやブレーキコントロール。先行車との車間距離を自動でキープしてくれます。

よく似た機能で、追従走行とかクルーズコントロールと呼ばれるものは、各メーカー安全性能でついてますね。

プロパイロットは、アクセルやブレーキ操作を自動でしてくれるもの。将来の完全自動運転に向けたもので、簡易な自動運転ということろでしょう。

プロパイロット/車線中央をキープ

いつも道路の真ん中を走れるようにハンドル操作を自動コントロール。白線を認知して、直線だけでなくカーブもサポート範囲です。

こちらもよく似た機能が各車ありますが、例えばトヨタだとレーンディパーチャーアラート。車線を逸脱するとお知らせしてくれる、またはハンドル操作を制御して道路の中央に戻るようサポートします。

プロパイロットの自動でハンドル操作をしてくれるのは一歩進んでいるワケですね。

出典:You Tube

新型キューブはスライドドア搭載?

キューブとライバルになる、トヨタ シエンタやホンダの新型フリードにはスライドドアが搭載されています。この2モデルは乗車人数が6~7人と3列シートモデルもあるので、スライドドアは必須なんでしょうね。

また、スズキ ソリオは5人乗りですがスライドドア対応です。

新型キューブもライバルと対抗するなら、ぜひともスライドドアを搭載したいところで、採用はほぼ確実だと思います。

**フリード**

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出典:ホンダWebサイト

**ソリオ**

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出典:スズキWebサイト

新型キューブの価格と発売時期

新しいキューブはe-POWER や安全性能のプロパイロット、スライドドアの搭載がほぼ確実。さらにはVモーションでブーメランのようなグリルデザインが施されるなど、盛りだくさんな変化ポイントがあります。

価格については、ライバル車との競争に打ち勝つにも大きな値上げは難しいと読みます。が、、、

例えばソリオのマイルドハイブリッド搭載車が169万円~、ハイブリッドが191万円~。現行キューブはハイブリッド非搭載で162万円~。厳しいですが190万円台で収めたいですね。

また、発売時期は2017年内または、2018年春ごろまでにと予想します。

新型キューブ、ソリオ、フリードとのライバル比較

では、新型キューブとライバルであるスズキ ソリオとホンダ フリードを比較してみましょう。

新型キューブ、ソリオ、フリードのデザイン比較

まずは外観から。

キューブは未だその全容がハッキリしていませんが、ツイッターでささやかれている写真でご覧ください。Vモーションがしっかりとフロントマスクに表れていますね。キューブらしくないですが。。

ツイッターではVモーションが入ったら買うのをやめる・・・とささやいている人もいます。私も名前の由来どおりの四角い形のキューブがしっくりきます。

一方ソリオはオーソドックスな可もなく不可もなくですね。王道中の王道って感じで、嫌いっていう人は少ないかもしれません。

ホンダ フリードはフロントガラスのななめ度合がなだらか。ミニバンらしいデザインですね。

**新型キューブ(予想)**

**ソリオ**

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出典:スズキWebサイト

**フリード**

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出典:ホンダWebサイト

新型キューブ、ソリオ、フリードとのスペック比較

では、いろいろな数字面はどんな違いがあるでしょうか。キューブはe-POWER 、ソリオとフリードはハイブリッドを比較し一覧にしてみました。

新型キューブは一説によると7人乗りになるのかもと言われていますので、フリードは7人乗りモデルを比較に入れました。

キューブ ソリオ フリード
全長 3,900 3,710 4,265
全幅 1,695 1,625 1,695
全高 1,650 1,745 1.710
最高
出力
98ps/
5,600回転
91ps/
6,000回転
110ps/
6,000回転
最大
トルク
14.5kgm/
4,400回転
12.0kgm/
4,400回転
13,7ps/
5,000回転
燃費 40.0km/L以上 32.0km/ℓ 26.6km/ℓ
駆動式 FF 2WD FF
価格 199万円 191万円 225万円

7人乗りのフリードはボデイサイズが一番大きくて、キューブがそれに次ぐことに。

キューブはこの寸法で7人乗りは窮屈ではないのか?ちょっと心配ですね。

新型キューブが5人乗りなら、ソリオと比べると大きいので居住性がよくなるでしょう。

燃費はさすがe-POWERのおかげでキューブが予想値(期待を込めて)40.0km/ℓとダントツ。この燃費予想が本当になれば、新型キューブの燃費はかなりのセールスポイントになりますね。

価格はどうでしょう。新型キューブは3モデルの真ん中。

3列7人乗りにすることで中途半端にならないかな?と心配。

総合して5人乗りの新型キューブであれば、燃費が群を抜いているので”合格!”ですね。

新型キューブで遠出するときのお供に

暑いなかドライブに出るときには水分補給をまめにすることが大事ですね。

それと汗をかかないように、ヒンヤリジェルマットの利用はいかがでしょうか。

私はベット用に1つ持っていますがなかなかいいですよ。ただし、長時間使ってるとジェルが温まってしまい逆効果になることも。

お値段は2000円前後。上手に利用すると効果がありますのでおススメです。ちょっとでも体を冷やして、快適なドライブができたらいいですね♪

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新型キューブのまとめ

新型キューブの最新情報をお伝えしました。本当に盛りだくさんな機能が追加されそうで楽しみですね。

ただ前述していますがデザインは今のキューブの面影だけでも残してほしいなと思います。今度のターゲットは女性に絞らない方針かもしれませんね。

また、プロパイロットは期待したいです。誤った理解で事故になったケースがあるので、ドライバーがしっかり自動運転性能を把握して乗ってほしいものです。

今後はプロパイロットの口コミなどをチェックしていきたいと思います。

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