トヨタ新型TJクルーザーはFJクルーザーのフルモデルチェンジ後継車?特徴や価格は?

トヨタの本格的SUVのFJクルーザーは北米市場で大人気のモデル。今回、ニューヨークモーターショー2017にて公開の「TOYOTA FT-4X」コンセプトが、「TJクルーザー」という新型モデルとして発売されるようです。FJクルーザーのスタイリッシュなデザイン性は引き継がれて、小型化されて取り回しがしやすくなりそう。新型TJクルーザーの今入っている情報をお伝えしましょう。

目次

FJクルーザーとは

トヨタ”FJクルーザー”はランドクルーザーを今風にアレンジし、北米市場専用モデルとして大型サイズSUVとして発売されたモデル。そのスタイリッシュなデザインは、本格的なSUVモデルとして北米では大人気。

個性的なデザインは、世界のSUVファンをうならせており、日本でも結構ファンがいるようですね。

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出典:トヨタWebサイト

2012年からは日本国内で販売が始まるものの、2016年には早くも北米仕様以外のモデルは生産終了。

日本では現在も引き合いが出てるようで、2017年夏までラインは動いているのかもしれません。

トヨタのWebサイトにも未だしっかり掲載がありますから、販売は続行しているようですね。

とても個性的はモデルなので一定の需要があるようです。熱烈なファンには生産終了の情報はショックだったでしょう。すぐさま買い替えの行動を起こした人もこっとたくさんいたということですね。

FJクルーザーは排気量が4.0Lで全幅は1905mm。全高はなんと1840mmと男性の背丈より大きいくらいですから、かなりの大きさになります。

私は実物を見たことがないのですが、写真で見る限りはあまり厳つさを感じません。むしろ丸いフロントのライトがキュートで可愛くさえ見えます。全体のスペックと前から見た顔立ちのアンバランスさを感じ、ちょっとしっくりきません。

FJクルーザーの口コミ、評判について

それではFJクルーザーのオーナーさんの口コミや、評判を見ていきましょう。

みなさんかなりの思いをもって、オーナーになっているのが良くわかります。

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出典:トヨタWebサイト

FJクルーザーの良い評判

・オフロードでの走りはたまらなくよい
・すべてのデメリットを許容できるほど良い
・インパネデザインも遊び心満載
・外観がスタイリッシュで他にない
・観音開きのリアドアはセンターピラーなく開放的
・内装はFJクルーザーらしい
・意外に静音で快適にドライブできる
・足回りが良いしカーブもなだらか
・重い車体だが加速性は素晴らしい
・300万円台の価格はお買い得

いかがでしょうか。

「すべてのデメリットを許容できるほど良い」というこのコメント。デザイン、スペック、走り、居住性、乗り心地といろんな角度から見て、マイナス面があってもすべてを受け入れる。それほど惚れ込んでいるといことですね。

マニアックなクルマなのでこの状況は想定はしてましたが、思っていた以上のコメントがあってなんだかとてもステキに思えますね。

FJクルーザーの良くない評判

・後部席が狭く居住性がよくない
・視界が良くない
・内装が安っぽい
・大きすぎる
・燃費が悪すぎる
・乗り心地は悪くて運転しにくい
・ステアリングが重すぎ
・ウレタン仕様のハンドルの握り心地が悪い

ご覧のように、良い評判で上がってるポイントの裏返しですね。

良い評価をしているオーナーさんは、これらの良くない点のいくつかは思い当たっているのかもしれません。FJクルーザー好きには問題ない点になるのでしょうね。

新型TJクルーザーについて

FJクルーザーが生産完了されることを残念に思っているファンは多いと思います。

その期待を背負っているのが、次期モデルと称されいているTJクルーザー。

どうやらニューヨークモーターショー2017で発表した「TOYOTA FT-4X」コンセプトが、”新型TJクルーザー”として発売されるようです。

出典:You Tube

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出典:You Tube

それは”FJクルーザー”を商標登録したと米国特許商標庁の公式サイトが公けにしたことからも、新型FJクルーザーの販売は確実。

上の写真は”FT-4X”。現行のFJクルーザーとボデイの質感などは同じものを感じますね。しっかりとFJクルーザーの流れを大事にしながら、斬新さも兼ね備えています。

新型TJクルーザーのプラットフォームは?

トヨタのTNGAプラットフォーム の採用は間違いないでしょう。今、大人気のC-HRにも採用されています。

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出典:トヨタWebサイト

低重心による安定化、振動や騒音を抑える高剛性ボディ、吸遮音材を最適なパートに採用することでのエンジン音やロードノイズ低減などで、快適な走りを実現しています。

ドライビング空間として満足度の高いものになっているというワケですね。

新型TJクルーザーのエンジンやパワートレインは?

<エンジンについて>

新型TJクルーザーのエンジンは、C-HRと同じ直列4気筒DOHC の1.2Lターボと1.8Lハイブリッドの可能性があります。

それというのも、新型TJクルーザーはFJクルーザーよりかなり小型化される見込みで、コンパクトSUVへの移行と言われているからです。

FJクルーザーの根強いファンがいるものの、実用性を考えるとコンパクトSUVへの道を選んだということですね。

これで、幅広い層からの購入モデルとして検討されることになります。

私の予想はハイブリッドは今回おあずけ。FJクルーザーのオフロード走行を継承するならば、ハイブリッドではなくランドクルーザー プラドのようにディーゼルかもしれませんね。

**C-HR**

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出典:トヨタWebサイト

**ランドクルーザー プラド**

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出典:トヨタWebサイト

<サスペンションについて>

トヨタの新開発サスペンションを採用。車高の高いSUVにありがちの横揺れを抑え、コーナリングも安定走行が可能となりました。

これもC-HRと同じですね。

フロント:マクファーソン・ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
リア: ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)

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出典:トヨタWebサイト

<燃費について>

新型FJクルーザーの燃費については情報が聞こえてきません。

プラットフォームやパワートレインがC-HRと同じですが、同レベルの燃費は望めないと見込みます。現行FJクルーザーが驚異?の8.0km/ℓ、C-HRが15.4km/ℓ、参考にランドクルーザー プラドで9.0km/ℓなので、期待値として12.0km/ℓを予想します。

新型TJクルーザーのボデイサイズ

先にも触れているように、FJクルーザーよりかはかなりコンパクトになり、C-HRに近くなると予想されます。

単位mm TJクルーザー C-HR
全長 4450(4635) 4360
全幅 1820(1905) 1795
全高 1640(1840) 1550~1560
ホイールベース 2640(2690) 2640

カッコ内の数字はFJクルーザーです。数字を並べると小型化されるのが良くわかりますね。

新型TJクルーザーのデザインと内装

新型TJクルーザーの前身と思われている”TOYOTA FT-4X”として発表している写真ですが、これに近いものになる可能性が高いです。

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出典:トヨタWebサイト

FJクルーザーと同じく、華美な感じはしませんが質素でもないですね。

出典:You Tube

カラーはモデルがオレンジなんですが、実際の販売ではポピュラーな色もそろえるはずです。黒や紺、グレーなどの色でこのモデルがどんな感じになるのか早く見たいですね。

新型TJクルーザーのオーディオ、ヘッドライトについて

アウトドアシーンで活躍する画期的なポイントをご紹介しましょう。

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出典:トヨタWebサイト

下の写真の丸いのはオーディオでこれをすっぽりと車外に持ち出すことが可能。新しい考え方ですね。

キャンプなどでお気に入りの音楽を鳴らしながらBBQとか♪楽しそうです。

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出典:You Tube

こちらの上部に見える筒のようなのはループランプ。これも取り外しが可能なので、外に持って出ることができます。テントの中での灯りとして使えますね。

このように、いろんなワクワクする工夫が随所に見られますので、アウトドアが大好きな人たちには注目されそうです。

新型TJクルーザーの観音開きドアについて

現行のFJクルーザーの観音開きドアは知る人ぞ知る便利なドアですが、私は初めてこのドアを写真で見て感動しました。

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出典:トヨタWebサイト

機能面ではほぼ望めないと思っていたところに、このドアはすごい!しかも両側とも観音開きです!

スライドドアが流行る昨今ですが、乗り降りが便利なこの観音開きをSUVには広めてほしいなぁと思います

新型TJクルーザーの安全性能

現行FJクルーザーはセーフティセンスは搭載がありません。やはりトヨタセーフティセンスPが投入されるでしょう。

出典:You Tube

トヨタセーフティセンスP

ミリ波レーダーと単眼カメラの2つの異なるセンサーで検知。精度がよくヒトとクルマの両方を認識し、事故の回避や衝突被害を低くしてくれます。

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出典:トヨタWebサイト

衝突の回避・被害軽減をサポートするプリクラッシュセーフティシステム

自動ブレーキシステムで、ヒトの飛び出しをお知らせしたり、目のクルマなどとぶつからないように支援するシステムです。ぶつかりそうだとドライバーが踏んだブレーキをアシストし、ぶつかると判断したら自動ブレーキが作動します。

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出典:トヨタWebサイト

車線のはみ出しそうになるとお知らせするレーンディパーチャーアラート

車道の白線や黄線を検知して、ウインカーを出さずに車線をはみ出そうとすると、警告音とディスプレイ表示でお知らせ。またハンドルさばきをサポートしてはみ出さないようにお手伝い。

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出典:トヨタWebサイト

オートマチックハイビーム

自動でロー・ハイビームの切り替えをしてくれる機能。暗いところでのヒトなどを早めに見ることができます。

私のクルマにもついてますが、高速道路だけオートにいています。トンネル走行の際、いちいちオンオフをしなくてよいからとても便利ですよ。

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出典:トヨタWebサイト

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)

ミリ波レーダーと単眼カメラで前を走るクルマを検知。適切な距離を保ちながら追従走行をしてくれます。高速道路での渋滞の時にはブレーキ・発進の操作が軽くなりドライバーはラクになります。

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出典:トヨタWebサイト

新型TJクルーザーの販売時期と価格

新型TJクルーザーは、2017年10月に行われる東京モーターショーにてお披露目。その後、販売開始は2018年になりそうです。

FJクルーザーが324万円~334万円。引き続き購入層を30代までとするなら340万円までに抑えたいところですね

新型TJクルーザーと三菱エクリプスクロスとトヨタC-HRとの比較

ライバル車との比較をしてみたいと思います。

三菱エクリプスクロスは2018年初めに発売予定の本格SUV。三菱公式HPにもすでに記載があり力が入るモデルです。

エクリプスクロスはオフロードを楽しめるクルマとして、C-HRはTJクルーザーのベースモデルとして比較対象にしてみました。

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出典:トヨタWebサイト

単位mm TJクルーザー エクリプスクロス C-HR
排気量 1.8L 1.5L 1.2L
全長 4450 4405 4360
全幅 1820 1805 1795
全高 1640 1685 1550

~1560

ホイールベース 2640 2670 2640
燃費 12km/ℓ 16km/ℓ 15.4km/ℓ
価格 324万円

~334万円

240万円 233万円

TJクルーザーは全幅が一番大きくて1820mm。これは結構大きな車に感じるでしょうね。ただ車高が高いので、視界が良くて運転そのものはさほど難しくないと思います。

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新型TJクルーザーアクセサリーでドレスアアップ

SUVしかもオフロードに似合うタイプの新型TJクルーザーには、アクセサリーでさらにカッコよく見せたいですね。

未だTJクルーザーのアクセサリーはお目見えしていないので、現行FJクルーザーでいくつかご紹介します。

<スペアタイヤカバー>

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出典:トヨタWebサイト

やっぱりこのカバーは必須でしょう。バックデザインに映える感じでステキですね。価格は税込み46,440円です。

<ルーフラック>

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出典:トヨタWebサイト

ループラックも頑丈そうな造りで、機能性だけでなく強度、耐久性も安心できそうです。価格は結構しますが税込みで162,000円也。

出典:You Tube

<ラゲージソフトトレイ>

撥水・防水機能付トレイのトレイ。

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出典:トヨタWebサイト

海で泳いだ後の濡れた道具などをサッとおけるトレイです。滑り止めもついていて税込みで9,720円です。

新型TJクルーザーのまとめ

新型TJクルーザーについてご紹介しました。SUVモデルのなかではオフロード感が満載のモデルになりそうです。

現行のFJクルーザーファンのように、走りや外観が重視で乗り心地や燃費にこだわらない人がいるなか、今回のモデルチェンジではおおよその人が求めるポイントは抑えにかかっているようですね。小型化することで、女性でも運転ができそうです。

これからの季節、アウトドアで楽しみたい方には検討できるモデルが増えて頼もしい限り!

新型TJクルーザーに期待しましょう。

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