アテンザ(マツダ)がモデルチェンジで新技術?新型エンジンで燃費や価格は?

マツダの”アテンザ”は大幅改良を施して6月21日に発売を開始すると発表しました。デザイン安全性能走行性能インテリアなど幅広い分野で性能と質をアップしています。インテリアは特に力が入っていて上質感は期待大ですよ。エンジンSKYACTIVをそれぞれ進化させていますので見逃せません。それでは新型アテンザ最新情報価格、お得情報などをお伝えしましょう。

マツダ アテンザとは?

アテンザはマツダのフラッグシップモデルとして販売されている人気の車種。

前回のフルモデルチェンジは2012年11月でしたので、そろそろ大幅改良のタイミングに来ていました。

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出典:マツダWebサイト

最近のマツダはデザインテーマの”鼓動”の採用でかなりカッコいいフォルムですね。

マツダのクルマ、アテンザやアクセラは私の好みにぴったり。

SUVならCX3が好きです。

街中で赤のCX3に出会うと思わずじっと通り過ぎるまで目で追いかけてしまいます。

先代アテンザ セダンとワゴン

先代モデルは”アテンザ セダン”と”アテンザ ワゴン”のふたタイプで、2012年に3代目としてフルモデルチェンジしました。

全長はセダンが60mm長くその分小回りが0.1M大きくて5.6Mです。

オーナーの意見で”アテンザは小回りが効かない”との声がありのはこういうことでしょうかね。

車幅は1840mm、ライバル車のレガシーB4も同じ車幅、同じ最小回転半径5.6Mなので、サイズ的にこんなものなのでしょう。

また、燃料タイプとしてはセダン、ワゴンともにガソリンとディーゼルを選べます。

さすがディーゼルは燃費効率が良く22.6km/ℓ。いい感じです。

ただし車体価格がディーゼルは40万円高くて、この差は、ディーゼルの燃料がガソリンより2~3割安軽油であることを含んでも、距離を乗らないとpayできないですね。

おおよそ1年で1.2万キロ以上は乗らないと、、、、

私のようにご近所中心に走る人にはディーゼルはかなり割高になります。

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また、昨今はヨーロッパの排ガス規制を受け、ディーゼルは販売終了が続出。

入れ替わって電気自動車が本格的に普及に入る時代になりました。

**セダンタイプ**

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出典:マツダWebサイト

以下が、先代モデルのセダンタイプとワゴンタイプの比較です。

<ガソリン・ディーゼル共通>
寸  法:4865×1840×1450
室内寸法:1960×1550×1170
最小回転半径:5.6m
<ガソリン車>
排気量:2.0L  2.5L
燃 費:17.4km/ℓ 16.0km/ℓ
価 格:276万円~400万円
<ディーゼル車>
排気量:2.2L
燃 費:18.2km/ℓ~22.4km/ℓ
価 格:317万円~377万円

**ワゴンタイプ**

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出典:マツダWebサイト

<ガソリン・ディーゼル共通>
寸  法:4805×1840×1480
室内寸法:1930×1550×1170
最小回転半径:5.5m
<ガソリン車>
排気量:2.0L  2.5L
燃 費:17.4km/ℓ 16.0km/ℓ
価 格:276万円~400万円
<ディーゼル車>
排気量:2.2L
燃 費:18.2km/ℓ~22.4km/ℓ
価 格:317万円~377万円

アテンザの口コミ

アテンザに対して、オーナー評価はおおむね良いようですね。

マツダのクルマ全体に言えることは、デザインや室内インテリアは値段以上の高級感が出せています。

まるで輸入車のようで、この辺りの高級感はスバルのレヴォーグとよく似ています。

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私はアテンザの良いところとして「値段以上の高級感がある」を挙げたいですね。

アテンザの良いところ

・デザインが素晴らしい
・車体が大きい割には燃費は総じて良く、高速道路はびっくりするほどの燃費がでる(ディーゼル)
・走りも力強い(ディーゼル)
・室内が広い
・輸入車からの乗り換えだが悔いなし
・ディーゼルでも静かで加速性がよい
・室内のインテリアが高級感あり

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出典:マツダWebサイト

アテンザの良くないところ

・クルマ本体は満点だが、ナビは位置ズレがあり目的地までスムーズにいけないことも
・オーディオは使いがってが悪い部分があり平均点以下
・車体が大きくて小回りが悪い 車幅1840は大きい
・収納が少ない
・価格はやや高め
車幅の1840は確かに大きいですね。取り回しに影響が出そうです。

新型アテンザについて

そろそろフルモデルチェンジか?との情報がありましたが、遂に2018年6月21日にモデルチェンジをして販売開始です。

既に受注予約も始まっていますので、気になる方は取り急ぎディーラーに行ってみましょう。

マツダのフラッグシップモデルらしい、上質感にこだわったアテンザが間もなく発売とはワクワクしますね。

新型アテンザのデザインは?

元々デザインは高評価なマツダのモデルですが、さらに磨きがかかったようですね。

〔セダン〕

〔ワゴン〕

出典:マツダWebサイト

変更点は、フロントグリルのデザイン、ヘッドランプの切れ長、アルミホイールは大きく見える感じと立体感で存在感を出すなど。

ヘッドランプの切れ長感は、クルマ全体をよりシャープに見せていますよね。カッコイイです。

新型アテンザのインテリアデザイン(内装)は?

内装についても、アテンザはコストパフォーマンスはかなり良い方だと思っています。

今回の改良では、シートデザインを一新。

特に上級モデルにはナッパレザーシートや本杢(ホンモク)パネルなどの自然素材をふんだんに使って最上級の空間を作っています。

〔「25S L Package」「XD L Package」〕

出典:マツダWebサイト

新型アテンザの走行性能、パワートレインは?

新型アテンザはマツダ得意のスカイアクティブ テクノロジーから、ガソリンモデルとディーゼルモデルが引き続いて販売です。

マツダはディーゼルにこだわってますね~

ヨーロッパの排ガス規制から軒並みディーゼルからの撤退が多くなっていますから。日本ではまだその域に入っていないし、まだまだ需要があると踏んでいるようですね。

新型アテンザのエンジンは?

マツダは、”世界一の機能を最も効率的につくる”を目標に、クルマの基本性能であるエンジン、トランスミッション、プラットフォームをゼロから見直し、「SKYACTIV TECHNOLOGY」を生み出しました。

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出典:マツダWebサイト

良く聞くマツダが掲げる「人馬一体」の走行性能とは、ここからきているのです。

今回はガソリンエンジンは「SKYACTIV-G 2.0」と、気筒休止技術を追加した「SKYACTIV-G 2.5」を、クリーンディーゼルエンジンは「SKYACTIV-D 2.2」で「急速多段燃焼」を採用。

今回期待されていた”HCCI”の技術は見送りでした。

★HCCI(Homogeneous Charge Compression Ignition:予混合圧縮着火)とは
エンジン効率を今までにないほど高めることのできる技術のこと。
「究極の燃焼方式」と呼ばれ、これが実用車に採用されたら今世紀最大の開発!といわれるほど素晴らしい技術。また量産するには難しいそうです。

〔参考〕HCCI(予混合自己着火)とは?良い点

1.ガソリンを燃やす方式の変更・・・空気と燃料を最初に(予め)によく混ぜて(混合)おき、点火ではなく圧力を高めて自ら燃焼(自動)させる方式
2.燃費は従来比較で3割向上(16~17.4km/ℓ→20.8~22.6km/ℓ)
3.大幅にCO2排出を削減できて環境によい

これはディーゼルのように自己発火させる方式と同じですね。

じゃぁディーゼルエンジンに採用すればいいのに、、、ということですが、軽油よりガソリンの方が揮発性が高くて空気と混ざりやすいからガソリンの方が向いています。

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出典:日産Webサイト

〔参考〕HCCI(予混合自己着火)の気になるところ

1.さまざまな条件が整わないと自己燃焼しない
・ガソリンの質
・燃焼室内の温度
2.エンジンに高圧力の負荷がかかるので強度をしっかりもつことが必要
3.新しいエンジンのクリーンディーゼル車 発売当時は不具合がでた(現在もリコール中)なのでHCCIという新しいエンジン搭載車も心配。
・実は2017年2月にもディーゼルエンジンに関するリコールが出ています。症状としてはエンストして停まる、また最悪はエンジン破損もあるそうです。この辺りから先進技術である”HCCI(予混合自己着火)”についても、大丈夫なのか?という心配がでます。

以上のように、良い部分だけ見れば新発売すれば飛びついて買いたくなりますね。

HCCIは実験をこれでもかというほど重ねて、大丈夫!OK!だからこその発売でしょうがちょっと様子を見たいというのが私の本音です

また、投入時期は日経新聞の記事によると2018年末となっていて、さらには”アクセラ”からと。

新型アテンザのエンジンスペックは?

新型アテンザのエンジンスペックです。

現行車と変わり無いタイプを採用していますが、3機種それぞれ進化版になっています。

特に2.5L SKYACTIV-Gは”気筒休止”を搭載することで実燃費を抑えています。

〔セダンタイプ/ワゴンタイプ〕
<ガソリンエンジン/いずれも直列4気筒>
**2.0L SKYACTIV-G
最高出力:156ps/6000回転
最大トルク: 20.3kgf.m/4000回転
燃費:16.6km/ℓ
駆動:FF
**2.5L SKYACTIV-G
最高出力 190ps/6000回転
最大トルク  25.7kgf.m/4000回転
燃費:14.8km/ℓ
駆動:FF

出典:マツダWebサイト

SKYACTIV-G 2.5の新技術として”気筒休止”があります。

これは燃料消費を抑えることができる面白い機能で、一定の速度で走っているときには4つある気筒の半分の2つを自動で休ませる。

出典:You Tube

理にかなったすごい技術ですね。

走行性能はそのままで、燃費性能の向上に大いに役立ってますから!

<ディーゼルエンジン/ターボ>
**2.2L SKYACTIV-D
最高出力 :190ps/4500回転
最大トルク: 45.9kgf.m/2000回転
燃費:17.0km/ℓ~19.6km/ℓ
駆動:FF/4WD

新型アテンザはFRになるのか?

最近のクルマは、居住性や軽量化、燃費効率がよい、低コストの面で有利なFF(前輪駆動)が大勢を占めています。

ただプレミアム車という いわゆる高級路線のクルマは、近年 FR(後輪駆動)の採用が目立っています。理由は、走行性能や乗り心地の面を重視!だから。

つまりは”走りの質”を大切にするということですね。

今回の新型アテンザのはFRモデルはありませんでした。

型アテンザのプラットフォームは?

プラットフォームはコンセプトモデルとして発表した「Mazda RX-VISION」を持ってくる可能性もありました。

出典:You Tube

または、東京モーターショーで公開された”VISION クーペ”は有力な情報のストレスですね。

〔東京モーターショー2017〕注目展示車ランキング!見どころと初参加の感想は?

今回はアナウンスがなく、シャープなデザインは次におあずけでしょうか。

新型アテンザの安全装備

新型アテンザには現行車にも採用している”i-ACTIVSENSE”を搭載し、さらに全車速追従ができる”マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)”、最新の360°ビュー・モニターで進化させています。

全グレード標準装備「セーフティ・サポートカーS」の「ワイド」に該当する安全技術を搭載。事故回避や被害の軽減をサポートしてくれます。

安全性能/360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)

新型アテンザの安全性能の目玉ですね。

前後左右の4つのカメラで、クルマを真上からのビュー、フロントビュー、リアビュー、左右サイドビューの映像をセンターディスプレイに写し出します。

出典:マツダWebサイト

このカメラがあれば、狭い駐車場でこわごわ運転して何回も切換えしたり、バックで出るときの死角をカバーしてくれたり。

いろんなシーンで活躍ですね。いい感じです!

衝突回避支援・被害軽減技術

*アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート&AT誤発進抑制制御[前進時

→前にいるヒトやクルマをカメラで検知し衝突を回避するため自動ブレーキ制御。

また10KI徐行・停止時は、ペダルを踏み間違えるなど誤った発進や急加速をも制御し、被害を軽減します。

出典:You Tube

*スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]&AT誤発進抑制制御[後退時]

→後退時にセンサーでヒトやモノを検知し、ぶつからないようにサポート。またペダル踏み間違いでの誤発進・急発進の制御も。

出典:マツダWebサイト

*スマート・ブレーキ・サポート

→カメラとミリ波レーダーで前を走るクルマを検知し、ぶつかりそうになると警告音とディスプレイでお知らせ。

それでもぶつかると判断したら、ブレーキを制御して衝突回避を支援します。

出典:マツダWebサイト

*マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール

→カメラで先行するクルマを認知し、速度差や車間距離をはかりながら追従走行。

〔定速走行のイメージ〕

〔追随走行のイメージ〕

出典:マツダWebサイト

*レーンキープ・アシスト・システム&車線逸脱警報システム

→カメラで車線を認識し、レーンをはみ出そうになると車両を元の位置に戻すように、ハンドルさばきを支援。

また、クルマが車線を踏み越えると感知すれば音で警告してくれます。

出典:マツダWebサイト

危険認知のサポート

*〔先進ライト〕アダプティブ・LED・ヘッドライト

→昼間に走っているような明るい状況を自動で行ってくれる機能。

出典:You Tube

*〔先進ライト〕ハイ・ビーム・コントロールシステム

→周りの明るさによりハイ・ローのビームを自動コントロールしてくれます。

これはかなり便利!

出典:マツダWebサイト

車線逸脱警報システム

→車が車線を超えそう、ぶれそうと判断した時にハンドルが振動、または警告音でお知らせ。

マツダのすごいところは、左にぶれていたら左から音が、右もしかりと。

出典:マツダWebサイト

ブラインド・スポット・モニタリング&リア・クロス・トラフィック・アラート

→車線変更の時のアラートで横や後ろ方向からのクルマを検知すると、検知した側のドアミラーにインジケーターを点灯させドライバーにお知らせ。

出典:マツダWebサイト

この状態のままウィンカーを出すと、ドアミラーにインジケーターの点滅と警報音で車線変更しないように警告。

これも面白い機能だと思います。

*ドライバー・アテンション・アラート

→通常のドライバーの運転、クルマの動きを学習し、そのデータとの違いが大きくなるとメーター表示や警告音で休憩を促します。

ドライバーのクセを学習するということでしょう。

ただ、急いでいる時や体調が悪くて通常運転ができていな時もありますから、どこまでこれが成立して役立つのかなあ?疑問だと私は思います。

*交通標識認識システム

→カメラで交通標識を認知しディスプレイ表示してドライバーに促します。

特に速度については警告などの機能もあり便利です

出典:マツダWebサイト

この機能はわたしは魅力的だと思います。愛車にも欲しいな~

*アダプティブ・フロントライティング・システム

→ハンドルさばきによりヘッドライトの向きを自動調整。

出典:マツダWebサイト

新型アテンザの発売時期と価格

今回はフルモデルチェンジ前の最終モデルチェンジとして、2018年6月21日からの販売スタートです。

既に受注予約が始まっています。本物を見なくても欲しい人が居ますからね~

価格は、ガソリンモデルが283万円~354万円、ディーゼルモデルが324万円~419万円。

ディーゼルモデルは先に書いていたように、燃費の良さはあるものの年間どれだけ走るのか?とガソリンモデルとの価格差をよく検討することですね。

もちろん、ディーゼルモデルの立ち上がりの良さなどの走り重視の方はぜひ試乗してみたいところですよね。

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CX-5の試乗では静かでよく走る感じはとても好印象です!

新型アテンザの値引き情報

新車の値引き交渉をするときのおすすめ情報です。

愛車の下取り価格と新車購入は別交渉は必須ですよ!

何故ならそれはディーラーが付ける下取り価格は低い!からです。これは私の実体験から言えることです。

ちょっとでも下取り価格をあげたいと思う方は、WEBの一括査定がカンタン!

数社から見積もりが取れ、私の場合は3社にお願いしました。

そして、見積もりの価格差は20万円もあったんです。驚きでした。

そして、最終的にはディーラーが出した下取り価格より10万円高い、50万円で愛車を売ることができました。

すべてわたしが経験したことです!

新型アテンザへのお勧め乗換え時期

新型アテンザ発売のスケジュールは先にお話ししたように、2018年はマイナーチェンジ、2020年ごろフルモデルチェンジ(価格も大幅高を予想)と予想します。

HCCIによる燃費向上への期待と新しいモノへの興味、それとは逆にリスクが高いのでは?と不安とのハザマに揺れますね。

新しいものへの興味はあるけど、初搭載車をどうしても手に入れるほどではない・・・こういうヒトは、マイナーチェンジ後の今のタイミングが良いかもしれません。

じっくり派の方は、HCCI搭載車が発売されたあとの様子を見て。

なおかつHCCI搭載後にマイナーチェンジくらいのした時に購入検討をする。これがbetterかなと私は思いますがいかがでしょうか?

新型アテンザのまとめ

新型アテンザをご紹介しました。

360度のビューモニターは魅力的です。私のクルマにはバックモニターしかないのでこれが欲しい!

マツダのクルマがカッコいい!と常日ごろ思っていますので今回のアテンザも注目です!

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