日産の新しい電気自動車、ノート(NOTE)e-POWER xをレンタカーして沖縄を走ってみました。加速力、燃費、居住性、エクステリアなど乗ってみた感想と評価を女性目線でお伝えします。
目次
日産ノート(NOTE)e-POWER Xとは?
レンタカーをしたのは、ノート(NOTE)e-POWER の2WD。グレードはXで安いほうから2番目の価格150万円のタイプ。
レンタカーで車種指定ができるところを運よく探しだせ、e-POWERに初チャレンジになりました。
車の特徴は、なんといっても”自ら発電する電気自動車”e-POWERの燃費性能。
**e-POWER の詳しいことは↓↓**
日産e-POWERとは?電気自動車(EV)との違いとランニングコスト・実燃費の比較は?
あとは排気量が1.2Lならがも、2.0Lターボエンジン相当の大きなトルクで加速性能も期待できます。
またアクセルペダルだけで加速や強い減速ができる”e-POWER Drive”も。
この3つを中心に内装、外装や居住性など女性目線で感じたことを織り交ぜて試乗レポートをしていきます!
日産ノート(NOTE)e-POWER Xの走行音は静か?
レンタカーやさんからいざ出発。
スタートボタンを押すとランプが全部消えた。あれっと思ったらどうやら静かすぎて始動状態だったのに全く気が付いていなかったようで。本当にびっくりしました。
ほとんど無音!?と思うくらい音がしなかったのです。
走っている時はさすがに音がしているのは分かりますが、それでも通常のエンジンで走っている時とは違ってすこぶる静かです。
世の中のクルマが皆、こんなに静かだったら街中の騒音も少なくなっていいなぁと思いました。
そしてなんと、もう一つ上のランクのメダリストクラスになると、もっともっと静かだそうです。
走行音などは静か?の評価(5段階):4
初め音がほとんどしないなという印象を強く持ちました。驚きです。
琉球日産自動車さんに感謝!
レンタカーやさんでは積極的に説明してくれるわけでもなく、こっちから聞いたことには何となく答えてるだけで今ひとつ信じにくかったです。
それで、琉球日産自動車さんに飛び込みました。
那覇国場店にてノートe-POWERの特徴、アクセルペダルの使い方を丁寧に教えてもらえて。
レンタカーだったのにご親切に本当にありがとうございました!
あと、名刺交換させてもらったときのマナーがとっても良かったです(^^)/
信頼できるなって感じでした。
レンタカーe-POWERノート。イーペダルについて詳しく知りたくて琉球日産の那覇国場店に。とても親切で丁寧に教えてもらいました。感謝!(^^)/#日産ノート #沖縄ドライブ #沖縄旅行 https://t.co/T8RAdjayL3
— 車の奇跡! (@yuki_akiko_) January 28, 2018
ツイッターにはe-ペダルって書きましたが、正しくはe-POWER Driveです。
ゴメンナサイ(__)
琉球日産自動車の評価:4.5
日産ノート(NOTE)e-POWER Xの加速は?
次は加速です。
アクセルを踏み入れるととても重い。ECOモードにしていたため走り出しはゆるやかに、、と琉球日産さんで聞いてひと安心。
走り出して速度が上がってくると走っているように思えるのですが、知らないと不安ですよね。レンタカーやさんでひと言付け加えて説明してくれればよいと思いました。
で、モード切替でノーマル、S、ECOにしてみるとノーマルではスムーズに加速できました。
その感覚については次に。
加速の評価:3
可もなく不可もなくなので3です。
日産ノート(NOTE)e-POWER Xのアクセルペダルは?
このアクセルペダルは走行モードによって加速、減速の度合いが変わります。
元々、レンタカーやさんではECOモードしか教えてもらえてなく、だから加速時に重さを感じていました。
琉球日産さんでは那覇市内などは比較的混んでいるので、ECOモードをススメてもらいその後もECOモード中心に走ってみました。
高速道路でSモードにしても加速して走り出したら同じかなと思っていましたし理論的にもね。
でもせっかくなのでそれぞれのモードでの走りがどうなるのか?を試したくなり、高速道路の直線・起伏の無いところでノーマル、S、ECOの3つをアクセルの加減を変えずに走ってみました。
そうすると実際はノーマルがかなり軽くてストレスなくスイスイ走ります。
燃費にどの程度影響するかは短距離の走行なので分かりませんが、気持ちよく走りたい人にはノーマルをおススメします。
次は減速です。これがなかなか苦戦。
ECOモードの時はアクセルを離すとぐっと強く減速が始まります。アクセルブレーキが強くかかるイメージです。
そのまま前のクルマとの間隔がいい具合なら、最後までブレーキを踏まなくても車自体は止まってくれます。
もちろん最後はブレーキを踏んでしっかり止めます。
ただブレーキを踏むとそのあとはクリープ状態(アクセルを踏まなくてもアイドリング状態でゆるかやにクルマが動くこと)に。
琉球日産さんでも教えてもらいましたし、WEBでもしっかり説明されています。
皆さんもご注意くださいね!
そしてノーマルモードで同じようにアクセルを離すと止まる気配もなく。
ECOモードの様にすぐさま強い減速傾向にはなりませんでした。
上記の表のごとくノーマルは通常どうりですから、止めるためにはブレーキは必ず踏むと思ってください。
結局わたしの体験上でのおススメは、燃費重視の場合はもちろんECO、走りを気持ちよくはノーマルですね。
アクセルペダルの評価:3.5
日産ノート(NOTE)e-POWER Xの燃費は?
ノートe-POWER の実燃費はどの程度でしょうか?
カタログ上のXタイプは37.2km/ℓの驚異の数字です。
ただし、実走すると気温やエアコンのオンオフ、アクセルの踏み方などで随分と変わってきます。
今回の環境は、ECOモードを試した日は気温19度くらい、高速道路を約90kmで10分程度、一般道路は渋滞なく50~70km近くで走る感じです。
この条件で、ECOモードでは燃費30km/ℓ。
次の日ノーマルモードでの条件は、気温が16度、エアコンはオフ、高速道路はECOモードと全く同じ経路、そして一般道路は同じく経路と距離はかなり短いですが渋滞はなく。
これでノーマルモード最終の平均は27km/ℓ。
この数字を見てどう考えるかですよね。
私ならノーマルで気持ちよく走る、でも燃費はEOCよりも1割くらいダウン、、、
こちらをとります!
燃費の評価:4.5
https://twitter.com/yuki_akiko_/status/957477940622630912
日産ノート(NOTE)e-POWER Xの居住性は?
運転席の乗り心地は悪くないですが、特筆すべきはリアシートの広さです。
足元が広くてゆったりしているのがいいですね。
実際にリアシートに乗って確認しましたが、イメージ通りでゆったり。
コンパクトカーですが4人乗ってもさほど窮屈感はないと思います。
居住性の評価:4
日産ノートe-POWERのインテリア(内装)は?
インテリアの第1印象は”平凡”だなと。
エアコンの操作パネルは写真のようにちょっと変わっていたので目に留まりました。
ボタンと文字が大きいのはイイですが、そうなるとデザイン性に欠けてしまい。
あとはボタンが大きいぶん、その素材が質素なのが目立っています。
クルマ自体の価格が150万円ですからそれ相応ということです。
贅沢は言えないと思いました。
エクステリアの評価:3
日産ノートe-POWERのエクステリア(外観)は?
正面から見ると、ブルーでVの字で日産の象徴である”Vモーション”がカタチどられています。ホワイトのボディにブルーは私好みでカッコイイ!ステキな色合いです。
この程度のVモーションなら受け入れやすいですね。
日産のクルマということが前からみて一目瞭然でした(^^)/
フロントドアの左右にe-powerのロゴが。
よくある大きさのコンパクトタイプですね。
好き嫌いがないデザインだと思いますので万人受けしそうです。
日産ノートe-POWERの視界は?
愛車がSUVで座面が高いためノートの視界はどうかな?とおもっていました、が問題はありませんでした。
気になったのは乗り降りの時。降りるときに体を曲げなくてはいけないのが窮屈でした。
普段、コンパクトカーやセダンに乗っている人はわたしほど気にならないと思います。
次に左右に写真のように死角になるAピラーに見える工夫がされています。
これはイイですね!
ただ、左に開いているのはとても役立ちそうですが、右がどうも・・・
視界の良さの評価:4
日産ノートe-POWERの試乗レポートまとめ
今回はレンタカーだったので、ディーラーさんで試乗させてもらうよりか随分と時間も距離も長く試すことができました。
また、一般道以外に高速道路を走れたのは感覚が確かなものになるので良かったです。
残念なのは営業さんとのお話しからいろんな情報を得られなかったこと。
そんななか、琉球日産さんで教えてもらえたのはとても助かりました。いい感じのお兄さんに出会えてラッキー!本当に感謝です。
次回も車種指定でレンタカーをし、レポートしたいなと思います。
チャンスがあれば是非どこかで!