2月からはスギ花粉が飛ぶ季節に入りますね。車内に花粉を入れない対策は?辛いこの季節を乗り切るための、クルマの花粉対策や対処方法、おススメグッズをご紹介しましょう。
目次
花粉が飛ぶ時期は?
日本で代表的な花粉は、スギ花粉とヒノキ科花粉ですね。
スギ花粉は毎年おおよそ2月上旬に九州・四国の南部方面から飛び始めて北上し、3月初旬から中旬には東北方面に広がります。ピークは3月~4月中旬。
その後、ヒノキ科の花粉が追っかけるように飛び始め、ピークは3月末から4月いっぱいというところです。
そのほかにもイネ科、カバノキ科、キク科(ブタクサ、よもぎ)、アサ科の花粉が春ではない季節に飛んでいます。
年中何かの花粉が飛んでいるんですよね。
わたしは、スギとヒノキに弱くて3月~4月は辛い年もあります。皆さんはどうでしょうか?
クルマの花粉対策はどんなものがあるのか?
春になるとクルマでお出かけしたくなりますよね。
同時に花粉症の方にとっては面倒なことに、外出時に花粉対策が付きものになってきます。
クルマの花粉対策としては、
2.車内に入った花粉を取り除く
この2つに尽きるのですが、さらにはわたしたち自身の身の回りでも気をつけたいポイントがあります。
では、この3つについて詳しくご紹介していきましょう!
〔花粉対策〕車内に花粉を入れない工夫は?
花粉対策といえば、究極は花粉を車内に持ち込まないようにするのがいいワケですね。
ではどのような工夫があるでしょう?
https://twitter.com/yuki_akiko_/status/965854787748052992
花粉を車内に入れない/乗車前に花粉を払い落とす!
まずは車内に入る前にからだ全体についた花粉を落とすこと。これはとても重要です。
花粉は服や髪の毛、顔、靴などに付着していますから、手で丁寧に花粉を払い落してからクルマに乗りこむようにしてくださいね。
これだけでも随分と花粉が落ちて違うはずです。
花粉を車内に入れない/窓は閉めてドア・窓の開閉は速やかに!
ドアの開閉はムダに開けっ放しなどせず、速やかに乗り下りをしましょう。
さらには、走っている時には窓を開けないように、またはどうしても開けるときは短時間にして花粉の侵入を少なく。
今や標準装備になったETCは窓の開閉が不要なので花粉対策にはいいですよね。
空中に飛んでいる花粉を車内に入れ込まない工夫を積極的におこなってください!
花粉を車内に入れない/エアコン換気モードは内気循環に!
花粉が飛んでいる車外の空気を入れ込まないために、エアコンは”内気循環”モードを選んでください。
クルマの中側で空気がまわっているような図、写真の赤枠が内気循環のボタンになります。
出典:トヨタWebサイト
内気循環にしておけば花粉が飛んでいる外気を車内に入れることはないので安心ですね。
〔花粉対策〕車内に入った花粉を取り除くには?
車内に花粉を入れない工夫をしていても、目に見えない花粉は自由に飛んでいますからどうしても車内に入り込んでしまいますね。
花粉を取り除くための車内掃除を!
入ってしまった花粉の多くはダッシュボード、シート、フロアマットなどに付着します。こまめに掃除して取り除くようにしましょう。
ダッシュボードなどは硬く絞ったお雑巾で拭き掃除がいいですね。
お掃除するポイントは、エアコンの吹き出し部分や凸凹があるスイッチ、ハンドル部分などは花粉がたまりやすくなっています。
掃除機をかけるのもいいですが、花粉が舞い上がらないように水拭きの方がよりがいいと思います。
エアコンのフィルターで花粉をキャッチ!
最近のカーエアコンにはエアコンフィルターがついています。このフィルターで空気中のホコリや砂埃をキャッチ。
さらには、花粉除去をしてくれる”クリーンフィルター”も用意されています。
出典:トヨタWebサイト
フィルターは交換が必要です。
交換せずにそのまま使っていると、目づまりと同じで空気の通りが悪くなりエアコンの効きや花粉やほこりの付着率が低下します。
交換のタイミングは走行距離にすると約3万km。
ただ、花粉が気になる方はまずはディーラーに相談するのがいいと思います。
〔花粉対策〕気をつけたいポイントは?
クルマの中に花粉を入れない、また入った花粉をどう取り除くか?も大切ですが、私たち自身の身の回りで気をつけたいポイントをご紹介しましょう。
花粉のつきにくい服の素材は?
花粉は小さな粒子なので、ウール素材や織物、毛皮などはくっつきやすくなっています。
一方、表面がつるっとしているナイロンやポリエステル、綿のシャツなどの素材は花粉が付きにくいですね。
花粉付着率は毛織物の6~7割ほどまで低くなるようです。
ただ、2月や3月はまだまだ寒い日が続きますので、毛織物を着る機会は多いと思います。
その場合は、花粉が付着しにくくなるスプレーが市販されていますので利用してみてはどうでしょうか。
出典:花王Webサイト
花粉対策でのマスク、メガネ、帽子の効果は?
それでは、マスクや、メガネ、帽子は花粉対策としてどの程度の効果があるのでしょうか?
まず、マスクは顔にフィットしてスキマを作らないようにすることが肝心。
そして、花粉95%以上をカットするタイプもあるようです。
出典:ヨドバシWebサイト
次にメガネも効果的です。
防御カバー付きメガネは約65%、普通のメガネでも約40%の花粉を減らすことができます。
出典:アマゾンWebサイト
わたしは目がかゆくなることもあるので、コンタクトの上からメガネで防御することもあります。
最後に帽子ですが、つばの大きいものをかぶるのがよいですね。考え方は日よけと同じです。なるべく顔に花粉がつかないようにするワケです。
あと、パナソニックから出ているナノイーX搭載の脱臭ハンガー。
https://twitter.com/yuki_akiko_/status/967275354619486208
これがどうやら服についた花粉を除去してくれるそうですよ(^.^)
クルマの花粉対策のまとめ
クルマの花粉対策はいかがでしたか?
空気が乾燥して風が強い日は花粉が大量に飛びますし、雨の次の日は2日分の花粉が飛ぶそうですよ。
私の花粉対策はマスクやメガネとともにお薬に頼っています。。。
こまめに花粉を振り落としたり掃除をすることの合わせ技で、効果がぐっと上がりますので是非試してくださいね。
辛い時期をこれから迎える方は、どうぞ少しでも症状が柔らかでありますように!